そこが知りたい 特捜!板東リサーチ

『そこが知りたい 特捜!板東リサーチ』

概要

『そこが知りたい 特捜!板東リサーチ』は、1999年10月から2012年12月にかけて中部日本放送（CBC）で放送されていた東海三県を特集した情報番組です。この番組は、新聞のテレビ欄では『そこ知り板東リサーチ』という名前で紹介されていました。

2010年10月14日からは毎週木曜日の19時から19時54分まで放送され、特に板東英二が司会を務めたことが大きな特徴です。この番組は、当初『名古屋発!新そこが知りたい』というタイトルで、火曜日の夜に放送されていましたが、その後、放送曜日を変更した際に『そこが知りたいBEST』に改題され、最終的に板東を案内役として起用することで現行のタイトルに変更されました。この番組のルーツは、TBSで長年放送された『そこが知りたい』の名古屋版に遡ることができます。

特色

『特捜!板東リサーチ』では、板東自身とそのゲストたちが東海地域の各所を訪れ、地元の旅やグルメ、レジャーをリポートしました。訪れたスポットは、観光名所だけでなく、一般的にはあまり知られていない住宅街や農村、オフィス街の隠れた名所などでした。このように、他の情報番組ではあまり取り上げられない場所を掘り下げて紹介するスタイルが特長的でした。

以前は年末年始や特別番組を除いてほとんど休止がなく、視聴者からの要望も受けて改編期は短縮放送なしで特番を組んでいました。木曜日の19時台で放送されていた時期には、春と秋の改編期にスペシャル番組も制作され、それに伴い放送時間が通常よりも早い18時30分に前倒しされることもありました。

また、毎年元日には新春スペシャルが放送され、過去の人気回を振り返る内容も多くありました。さらに、CBCでは再放送も行われており、2008年から2011年には毎週月曜日と水曜日にも再放送されていました。

番組終了

2012年12月に板東英二の所属事務所に関する問題が発覚し、そのためCBCは2013年元日の新作および再放送を中止しました。この結果、2013年1月14日から当番組は休止を余儀なくされ、同年2月1日には正式に番組の打ち切りが発表されました。これにより、1992年から続いた名古屋発の地元情報番組が幕を閉じることとなりました。

出演者

番組の司会は板東英二が担当し、様々なゲストが出演していました。準レギュラーとしては、久本朋子、鉄崎幹人、岡田圭右（ますだおかだ）などのメンバーが揃い、ナレーションは週替わりでCBCアナウンサーが担当していました。番組内ではタレントたちの楽しい旅のエピソードや地元の情報が視聴者に親しまれていたのです。

結論

『そこが知りたい 特捜!板東リサーチ』は、地域に密着した情報番組で、視聴者に新たな楽しい発見を提供していました。放送から多くの年が経過しても、その記憶や印象が色あせることはありません。地域の魅力を再発見する素晴らしい番組であったと言えるでしょう。

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