たまごっちホントのはなし

たまごっちホントのはなし』



たまごっちホントのはなし』は、1997年7月12日に公開された東映アニメフェアの短編アニメーションです。この作品では、たまごっちの謎とその起源について描かれており、好奇心をそそるストーリーが展開されます。

あらすじ



物語は、ふしぎ生物研究所のばんぞー博士が、地球に飛来したたまごっちのUFOの謎を明らかにしようとするところから始まります。彼はたまごっちがどこから来たのかを調査し、やがてたまごっち星の存在にたどり着きます。たまごっち星では、たまごっちたちが夏休みを楽しんでいましたが、その中でおやじっちだけが仲間と馴染めず、独りでアルコールを飲んでいました。

酔っ払ったおやじっちは、たまごっち星に酒を持ち込むことに決めますが、これが思わぬ事態を引き起こします。星が酒に乱れると、天変地異が発生し、たまごっちたちは大急ぎでUFOに乗り込んで星を脱出しようとします。その結果、一部のたまごっちが地球にたどり着き、ばんぞー博士と運命的な出会いを果たします。

スタッフ



本作の制作には多くの才能あるスタッフが関わっています。原作はバンダイが手がけ、蜘蛛のように絡み合った企画を蛭田成一がまとめました。成田良美が脚本を担当し、キャラクターデザインは直井正博が手がけました。作画監督には井上英紀、美術監督には吉池隆司が起用され、製作担当は関口孝治が務めました。また、音楽は原正美が担当し、監督は橋本光夫が務めています。

キャスト



主要キャストには、ばんぞー博士役の岸野幸正、ミカチュー役の鈴木真仁、おやじっち役の龍田直樹たまごっち星役の高戸靖広が名を連ねています。なお、おやじっち以外のたまごっちたちは、言葉ではなく擬音で表現されている点も特徴的です。1期のTVアニメではおやじっちも擬音のみでしたが、2期作品ではたまごっちたちが言葉を話すようになりました。また、むしっち(カブトっち)、さかなっち(くじらっち)、てんしっち(くりてん)も、本作に先駆けて登場しています。

同時上映作品



たまごっちホントのはなし』は、同時に以下の作品が上映されました。

このように、本作はただの短編アニメーションにとどまらず、多くの魅力を持った作品として語り継がれています。たまごっちのファンはもちろん、新たに興味を持った人々にも楽しめる内容となっていることでしょう。

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