『だっちゅーに!』の概要
『だっちゅーに!』は、名古屋テレビが
1998年4月7日から
1999年3月30日まで放送していた
バラエティ番組です。放送は毎週火曜日の23:25から23:55の時間帯で行われました。この番組は、視聴者が普段感じる素朴な疑問や質問に対して、レギュラー陣がそれを解決するアイデアや情報を提供するという形で進行していきました。
番組のコンセプト
番組では、視聴者から寄せられた疑問や質問に応えることを主なテーマとしており、特に「だっちゅーの」というギャグで知られるパイレーツの浅田好未さんと西本はるかさんが看板出演者として起用されていました。しかし、彼女たちは主にVTRコーナーに出演し、実際の司会は
恵俊彰さんと
見栄晴さんが担っていました。彼らはかつて同局のクイズ番組『サエラの好奇心』での経験を活かし、スタジオでさまざまな実験やクイズ企画を展開していました。
主要コーナー
番組の構成は主に2つのコーナーで成り立っていました。一つは、パイレーツが視聴者からのメールに基づいて疑問を解消する「パイレーツお常識講座」。ここでは寄せられた疑問をVTRで再現し、その解決策を提供していきます。もう一つは、恵と
見栄晴がスタジオで実施する実験コーナーで、これには地域に関するトピックやクイズ形式の企画が含まれていました。
最初は東海地方のローカル情報を中心に活動していましたが、次第に地域にとらわれない幅広い内容に展開し、新婚夫婦の披露宴をクイズ形式で取り上げたり、就職希望者を支援するチーム対抗戦を行うなど多彩な企画が盛り込まれました。
出演者について
スタジオパートでは
恵俊彰さんと
見栄晴さんが中心となり、これに名古屋テレビのアナウンサー勝智久さんが参加していました。また、時にはパイレーツの2人もスタジオに登場することもありました。コーナーでは、
六角精児さんやミスターちん(
B21スペシャル)の出演もあり、様々なパートナーと共に番組を盛り上げていました。ナレーションは名古屋テレビのアナウンサー、
星恭博さんが担当しました。
制作スタッフ
番組の制作には、プロデューサーの原口淳さんとディレクターの神道俊浩さんが名古屋テレビで携わっていました。彼らの粘り強い努力により、この番組は地域の視聴者に愛され続けました。
『だっちゅーに!』は、ユーモアと情報提供が見事に融合した
バラエティ番組として、多くの視聴者の記憶に残る存在となっています。