つくばバイパス

つくばバイパスの概要

つくばバイパスは、茨城県つくば市と下妻市を繋ぐ国道125号線のバイパスとして重要な役割を果たしています。このバイパスは、全区間で国道408号と重複して運用されています。

バイパスは、田中交差点から池田南交差点、さらに寺具西交差点までの部分で構成されており、その後は寺具西交差点から高道祖東交差点にかけて現道の拡幅工事も行われています。筑波研究学園都市の発展に伴い、交通量の増加や周辺地域の変化に対応する形で、バイパスの整備が進められてきました。

2020年現在、田中交差点から池田南交差点までの区間および池田から寺具までがそれぞれ暫定2車線で供用されており、設計幅員は25メートル（暫定14メートル）で、対向4車線の設計となっています。設計速度は時速60キロメートルに設定されています。

沿革

つくばバイパスの整備は1990年度から始まりました。具体的な沿革を以下に示します。

• - 1990年度（平成2年度）: つくば市寺具地先から田中地先までの約5.32 kmの区間が事業化される。
• - 1991年12月24日: この計画に基づき都市計画が決定される（延長約5.32 km）。
• - 1995年度（平成7年度）: 用地の取得が開始され、その後の工事に向けた準備が進められる。
• - 2000年1月17日: つくば市大字神郡 - 下妻市大字高道祖（5.41 km）、またはつくば市大字田中 - 同市大字池田（1.277 km）の道路区域が正式に決まる。
• - 2010年11月1日: つくば市田中から池田間の1.36 kmが開通。この時、接続するバイパス区間も同時に開通。
• - 2015年3月24日: つくば市池田から明石間の約2.4 kmが開通し、これに伴い接続する県道のバイパスも同時に開通。
• - 2020年3月7日: つくば市明石から寺具間の約2.0 kmが開通。
• - 2024年4月1日: 旧道区間の一部が国道125号の指定から解除され、バイパス全区間に国道408号が重用されることになる。

路線データ

• - 起点: 茨城県つくば市田中（田中交差点）
• - 終点: 茨城県下妻市高道祖（高道祖東交差点）
• - 延長: 約5.3 km
• - 道路規格: 第3種第2級
• - 設計速度: 60 km/h
• - 道路幅員: 25.0 mから30.0 m（暫定）
• - 車線数: 暫定2車線
• - 車線幅員: 3.5 m

接続バイパス

つくばバイパスは現在、下妻拡幅との接続、さらに◇計画中のつくば東バイパスとも結ぶ計画があります。これにより、さらに交通の利便性が向上することが期待されています。

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