つるうちはな
つるうちはな（1983年7月9日 - ）は、東京都新宿区出身の日本のシンガーソングライターです。本名は靏内はなと表記しますが、読みは同じです。自身の音楽活動として楽曲リリースやライブを行うほか、他のアーティストへの楽曲提供や音楽プロデュース、CMへの歌唱参加や作曲など、幅広い分野で活躍しています。
幼少期を横浜や香港で過ごした後、東京で育ちました。3歳からピアノに触れ、中学時代までクラシックピアノの研鑽を積みます。中学時代にJUDY AND MARYのライブに感銘を受け、ポップスへの興味を深めます。16歳になると、オリジナル曲を手がけるバンド「水色スピーカー」を結成し、下北沢SHELTERや渋谷CLUB QUATTROなどの都内ライブハウスで精力的にライブ活動を開始しました。
一度活動を休止しますが、後に「はなちん」という名義で音楽活動を再開。四谷天窓を中心に、ピアノ弾き語りのスタイルで表現の幅を広げます。この頃から自主制作による作品づくりにも取り組み、『ミクロコズム』や『思春期』といったアルバムを発表しました。さらに、ユウテラスの阿部虎と共に、ドラムとピアノという珍しい編成のユニット「家出ノススメ」を結成。同タイトルの自主制作盤をリリースするなど、新たな試みにも挑戦しました。
2006年4月、「はなちん」から現在の「つるうちはな」へと名義を変更。同年10月4日には、ユウテラスの爽遊やガガガSPのコザック前田との出会いがきっかけで制作されたインディーズアルバム『メロディー』を全国流通盤として発表しました。このアルバムに収録された楽曲「サタニティーマーチ」は、iTunes Storeの「今週のシングル」に選出されるなど、注目を集めました。
2007年7月頃からは、太田成義らをサポートメンバーに迎えたバンド編成でのライブも行うようになります。2008年1月23日には、初のシングルとなる「あたしバカ/恋愛」とミニアルバム『DAY GIRL』を同時に全国リリース。同年6月14日公開の奥秀太郎監督作品 映画『ドモ又の死』には、音楽制作だけでなく役者としても参加するなど、活動の幅を広げました。
2009年9月30日、ミニアルバム『DAY GIRL』から約1年半ぶりとなるアルバム『HIGH LIFE』を配信限定でリリース。ライブでの人気曲を中心に構成された、当時の「つるうちはな」を知る上で重要な作品となりました。この頃のサポートメンバーには、太田成義（ギター）、さとうしゅうさく（ベース）、石田善隆（ドラム）らが名を連ねています。
2010年には再び弾き語りスタイルに立ち返り、次なる作品の制作に入ります。2011年5月には、自身が監督・制作を務めたミュージックビデオシリーズを発表。その中の楽曲「I AM ア 人間」で「出れんの!?サマソニ!?」オーディションに応募した結果、一般投票枠外からの異例の抜擢となり、大型音楽フェスティバルSUMMER SONIC|SUMMER_SONIC 2011への出演が決定。さらに、湯浅篤賞と磯貝サイモン賞という審査員賞もダブル受賞し、大きな話題を呼びました。
2012年1月11日には、満を持して初のフルアルバム『つるうちはな』をリリース。各種音楽配信サイトやCDショップで取り扱われ、収録曲のミュージックビデオもYouTubeで公開されました。
2016年3月、つるうちはなは、アーティストからスタッフまで全員が女性というコンセプトの音楽レーベル「花とポップス」を立ち上げます。自ら代表兼プロデューサーを務め、所属する女性ミュージシャンたちと共に活動。レーベルから最初のリリースとして、シングル「あいゆうえにい」が全国発売されました。
2018年12月2日、自身のSNS上で、活動開始から約20年という節目を前にメジャーデビューすることを発表。そして、2019年5月22日に先行配信シングル「おまじないを君に」をリリースした後、同年10月23日、日本コロムビアからメジャーデビューアルバム『サルベージ』を発売し、新たなキャリアをスタートさせました。
シンガーソングライターとしてだけでなく、他アーティストへのプロデュースや楽曲提供も積極的に行っています。手掛けたアーティストとしては、Chaki（ex.SDN48）、あーた、Hauptharmonie、あヴぁんだんど、Nakanoまる、マシュマロ3D、かなまるなどがいます。また、最上もがに「柄、じゃない?」や「してみタイッ!」といった楽曲を提供し、作詞作曲を担当しています。さらに、シュノーケルや瞳みのる（元ザ・タイガース）のライブでサポートミュージシャンを務めることもあります。CM音楽にも多く関わっており、丸永製菓「白くま」、京都銀行、アツギといった企業のCMで歌唱や楽曲制作を担当しています。
幼少期から音楽活動初期
幼少期を横浜や香港で過ごした後、東京で育ちました。3歳からピアノに触れ、中学時代までクラシックピアノの研鑽を積みます。中学時代にJUDY AND MARYのライブに感銘を受け、ポップスへの興味を深めます。16歳になると、オリジナル曲を手がけるバンド「水色スピーカー」を結成し、下北沢SHELTERや渋谷CLUB QUATTROなどの都内ライブハウスで精力的にライブ活動を開始しました。
一度活動を休止しますが、後に「はなちん」という名義で音楽活動を再開。四谷天窓を中心に、ピアノ弾き語りのスタイルで表現の幅を広げます。この頃から自主制作による作品づくりにも取り組み、『ミクロコズム』や『思春期』といったアルバムを発表しました。さらに、ユウテラスの阿部虎と共に、ドラムとピアノという珍しい編成のユニット「家出ノススメ」を結成。同タイトルの自主制作盤をリリースするなど、新たな試みにも挑戦しました。
「つるうちはな」としての飛躍
2006年4月、「はなちん」から現在の「つるうちはな」へと名義を変更。同年10月4日には、ユウテラスの爽遊やガガガSPのコザック前田との出会いがきっかけで制作されたインディーズアルバム『メロディー』を全国流通盤として発表しました。このアルバムに収録された楽曲「サタニティーマーチ」は、iTunes Storeの「今週のシングル」に選出されるなど、注目を集めました。
2007年7月頃からは、太田成義らをサポートメンバーに迎えたバンド編成でのライブも行うようになります。2008年1月23日には、初のシングルとなる「あたしバカ/恋愛」とミニアルバム『DAY GIRL』を同時に全国リリース。同年6月14日公開の奥秀太郎監督作品 映画『ドモ又の死』には、音楽制作だけでなく役者としても参加するなど、活動の幅を広げました。
2009年9月30日、ミニアルバム『DAY GIRL』から約1年半ぶりとなるアルバム『HIGH LIFE』を配信限定でリリース。ライブでの人気曲を中心に構成された、当時の「つるうちはな」を知る上で重要な作品となりました。この頃のサポートメンバーには、太田成義（ギター）、さとうしゅうさく（ベース）、石田善隆（ドラム）らが名を連ねています。
2010年には再び弾き語りスタイルに立ち返り、次なる作品の制作に入ります。2011年5月には、自身が監督・制作を務めたミュージックビデオシリーズを発表。その中の楽曲「I AM ア 人間」で「出れんの!?サマソニ!?」オーディションに応募した結果、一般投票枠外からの異例の抜擢となり、大型音楽フェスティバルSUMMER SONIC|SUMMER_SONIC 2011への出演が決定。さらに、湯浅篤賞と磯貝サイモン賞という審査員賞もダブル受賞し、大きな話題を呼びました。
2012年1月11日には、満を持して初のフルアルバム『つるうちはな』をリリース。各種音楽配信サイトやCDショップで取り扱われ、収録曲のミュージックビデオもYouTubeで公開されました。
レーベル設立とメジャーデビュー
2016年3月、つるうちはなは、アーティストからスタッフまで全員が女性というコンセプトの音楽レーベル「花とポップス」を立ち上げます。自ら代表兼プロデューサーを務め、所属する女性ミュージシャンたちと共に活動。レーベルから最初のリリースとして、シングル「あいゆうえにい」が全国発売されました。
2018年12月2日、自身のSNS上で、活動開始から約20年という節目を前にメジャーデビューすることを発表。そして、2019年5月22日に先行配信シングル「おまじないを君に」をリリースした後、同年10月23日、日本コロムビアからメジャーデビューアルバム『サルベージ』を発売し、新たなキャリアをスタートさせました。
その他の活動
シンガーソングライターとしてだけでなく、他アーティストへのプロデュースや楽曲提供も積極的に行っています。手掛けたアーティストとしては、Chaki（ex.SDN48）、あーた、Hauptharmonie、あヴぁんだんど、Nakanoまる、マシュマロ3D、かなまるなどがいます。また、最上もがに「柄、じゃない?」や「してみタイッ!」といった楽曲を提供し、作詞作曲を担当しています。さらに、シュノーケルや瞳みのる（元ザ・タイガース）のライブでサポートミュージシャンを務めることもあります。CM音楽にも多く関わっており、丸永製菓「白くま」、京都銀行、アツギといった企業のCMで歌唱や楽曲制作を担当しています。
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