つるぎ町立貞光小学校

概要

つるぎ町立貞光小学校は、徳島県美馬郡つるぎ町に位置する公立小学校です。その歴史は古く、明治時代初期に設置された郷学校を前身としています。

この学校は、小中一貫教育に力を入れていることが特徴です。旧貞光町時代には1966年から2004年まで、保幼小中一貫教育を推進していました。つるぎ町発足後の2006年には、徳島県教育委員会から「小中一貫教育パイオニア事業」のモデル地域に3年間指定され、その取り組みが評価されました。

また、太平洋戦争中の1945年1月29日には、学校に隣接する真光寺で火災が発生し、学童疎開で同寺を宿舎としていた大阪府大阪市大正区の南恩加島国民学校（現在の大阪市立南恩加島小学校）の児童16名が犠牲になるという痛ましい事故がありました。終戦後、当時の貞光町民による募金で「十六地蔵尊」が建立され、この出来事を題材とした書籍やアニメも制作されています。学校では、毎年十六地蔵尊の法要に参加し、南恩加島小学校との交流を通じて、平和学習に力を入れています。

学校生活においては、「スーパー挨拶校」を目指し、校長先生と児童会メンバーが毎朝校門で挨拶運動を行っています。また、全校児童が参加する農業体験も毎年実施されています。

沿革

1872年 - 郷学校として創立。
1873年 - 益習小学校と改称。
1876年 - 貞光小学校と改称。
1886年 - 貞光尋常小学校と改称。
1899年 - 貞光尋常高等小学校と改称。
1941年 - 徳島県美馬郡貞光町貞光国民学校と改称。
1947年 - 徳島県美馬郡貞光町貞光小学校と改称。
2005年 - 町村合併により、つるぎ町立貞光小学校と改称。

クラブ活動

金管バンド

通学区域

つるぎ町
貞光地区の以下の地域が通学区域となっています。
貞光字西山、字馬出、字宮下、字大須賀、字町、字中須賀、字前田、字東浦、字西浦、字野口、字辻、字宮内、字江ノ脇、字大坊、字岡、字平石、字別所、字白村、字引地、字浦山、字定山、字中山、字長木、字長木影、字広谷、字広谷東、字広谷影、字西谷、字谷向、字平野、字家賀道下、字家賀道上、字捨子、字捨子谷北、字捨子谷南、字乙部、字竹屋敷、字長谷、字宅熊、字皆瀬、字皆瀬川向、字森ノ本、字三木枋、字川見、字川見西、字川見津、字東丸井、字西丸井、字木屋、字横野、字吉良、字長瀬、字西長瀬、字宮平、字日浦、字日浦川向、字猿飼、字成谷

進学先中学校

つるぎ町立貞光中学校

交通

JR徳島線貞光駅

通学区域が隣接している学校

つるぎ町立太田小学校
美馬市立美馬小学校
つるぎ町立半田小学校
三好市立東祖谷小学校
美馬市立木屋平小学校
美馬市立穴吹小学校
美馬市立三島小学校

関連項目

徳島県小学校一覧

脚注

つるぎ町立貞光小学校の公式サイトへのリンクを記述'>つるぎ町立貞光小学校

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