つボからボイン

つボからボイン

『つボからボイン』は、KBS京都ラジオで放送されていたラジオ番組で、パーソナリティーのつボイノリオが16:30から18:00の時間帯に放送していました。この番組は、1997年9月で終了した『ハイヤングKYOTO』の金曜日の放送以来、15年ぶりにKBS京都での番組復帰となりました。また、全日枠での出演は『つボイノリオのおはようアドベンチャー』以来のことになります。

放送は隔週の生放送と収録放送が交互に行われ、毎週生放送が行われる際には、KBS京都本社でリスナーとの握手会イベントも実施されるという、リスナーとの交流を大切にした形式が特徴です。このスタイルは多くのリスナーに愛され、2017年には日本民間放送連盟賞の近畿地区審査会で生ワイド番組部門の最優秀賞を受賞するという快挙も達成しました。

コーナーの構成

『つボからボイン』は、かつての『ハイヤングKYOTO』でのコーナー名を引き継ぎつつ、新たなアイデアを取り入れています。コーナーの放送順序は自由で、リスナーからのお便りやメッセージが紹介されることもあります。

青少年苦情処理コーナー

このコーナーは、つボイがリスナーからの投稿を読み上げながら「コラーッ」と叱責するスタイルを取っています。もともとは青少年向けでしたが、リスナーの年齢層が上がったため、中高年向けの内容になっています。リスナーが共感できるエピソードが多く、楽しみながらも考えさせられる内容です。

音楽実技B

このコーナーは、主に替え歌を披露するもので、以前の『ハイヤングKYOTO』水曜日版の楽曲が引き続き放送されます。リスナー自身も参加可能なコーナーで、オリジナリティある作品が期待されます。

お祝い文章の読み上げコーナー

このコーナーでは、特別なお祝いのメッセージが紹介され、時事ネタに関連する著名人からのメッセージとされていますが、実際には代筆ネタとして扱われることが多いです。そのユーモラスな内容は、リスナーに笑いを提供します。

終了とその後の影響

『つボからボイン』は、2018年9月29日の生放送をもって終了しましたが、多くのリスナーに愛されたこの番組は、つボイノリオが京都ラジオ界で築いてきた長いキャリアの一部です。リスナーとの絆を深める新たな試みや個性的なコーナーが、多くの人々に楽しまれたのは事実です。今後も、つボイノリオの影響はKBS京都ラジオの歴史に残り続けることでしょう。

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