でらロックフェスティバル

でらロックフェスティバルとは

「でらロックフェスティバル」は、日本のロックシーンを牽引する新進気鋭のアーティストからベテランまで、多様な顔ぶれが一堂に会する屋内型ライブイベントです。毎年2月上旬の週末2日間にわたり、愛知県名古屋市の繁華街である栄・新栄エリアに点在する複数のライブハウスを会場として開催されます。参加者はリストバンドを着用し、各会場を自由に移動しながらライブを楽しむスタイルが特徴で、街全体を巻き込む形で開催される一大音楽イベントとして定着しています。このイベントを主催しているのは、愛知県を拠点とするFMラジオ局であるエフエム愛知（FM AICHI）です。

歴史

でらロックフェスティバルの源流は、2011年から2015年にかけて開催されていたライブイベント「GRANDLINE」にあります。当時、GRANDLINEもFM AICHIの後援を得ており、その流れを引き継ぐ形で2016年に「でらロックフェスティバル」として新たなスタートを切りました。初開催から多くのライブハウスを会場とするサーキットイベント形式を採用し、回を重ねるごとにその規模を拡大しています。

各年の開催状況

イベントは毎年2月に開催され、使用される会場数は年によって変動があります。

2016年: 初開催。初日は12会場、2日目は13会場が使用されました。
2017年: 規模が拡大し、初日は15会場、2日目は14会場で開催されました。
2018年: 14会場での開催となりました。
2019年: 会場数が再び増加し、初日は20会場、2日目は21会場が使用されました。
2020年: さらに規模を拡大し、初日は21会場、2日目は22会場で開催されました。
2021年: 15会場での開催となりました。この年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、例年よりも各会場の収容人数を制限するなど、厳重な対策のもとでの開催となりました。
2022年: 16会場で開催されました。特に、新型コロナウイルスオミクロン株の急拡大が影響し、多くの出演予定アーティストが直前にキャンセルを余儀なくされる事態となりました。
2023年: 15会場で開催されました。
2024年: 17会場で開催されました。
2025年: 18会場での開催が予定されていました。しかし、当初使用を予定していたライブハウス「Party's」が、開催直前の1月26日に発生した火災により使用不能となりました。これに伴い、急遽会場が変更され、2月1日は「CLUB CENTRAL」に、2月2日は「RED DRAGON」に振り替えられるという対応が取られました。

でらロックフェスティバルは、名古屋のライブハウスシーンと連携し、多くの音楽ファンにとって新しいアーティストとの出会いの場、そして既存のファンにとっては応援するアーティストを間近で体感できる貴重な機会を提供し続けています。

もう一度検索