ときめきのルンバとは？意味をやさしく解説

ときめきのルンバ - 氷川きよしの19枚目のシングル

氷川きよしが2009年 8月19日にリリースした「ときめきのルンバ」は、彼の19枚目となるシングルであり、コロムビアミュージックエンタテインメント（現・日本コロムビア）から発売されました。この曲は彼のデビュー10周年を記念するシングルの第2弾でもあり、その特別な意味を持っています。

「ときめきのルンバ」は、これまでの彼の主力であった演歌のスタイルとは異なり、昭和歌謡を意識した楽曲となっています。一般的に演歌が持つ情緒や深い感情をベースにしつつも、よりキャッチーで親しみやすいメロディが特徴です。このようなスタイルの転換は、音楽的な冒険とも言えるでしょう。

この楽曲のサビには「愛してルンバ（恋してルンバ）」というフレーズがあり、観客がその後に「恋してきよし（愛してきよし）」と呼応する場面が、コンサートや歌番組で非常に人気を集めています。このように、ファンとの一体感を感じられる瞬間は、氷川きよしのライブパフォーマンスの見どころの一つとなっています。

「ときめきのルンバ」は、前作の「浪曲一代」に続いて、商業的に成功を収めました。このシングルは、通算3作目となる首位獲得を果たし、特にコンサートが行われた週には売上が劇的に増加する現象が見られました。これにより、根強いファン層の存在が再確認されました。

この楽曲の作詞を手がけたのは、水木れいじであり、彼はこの作品によって第42回日本作詩大賞を受賞しました。この賞は、彼の才能を広く認知させるきっかけとなり、氷川きよしの楽曲がさらに注目される要因となったのです。

「ときめきのルンバ」は、音楽界での評価も高く、第42回日本有線大賞を受賞し、更には第51回日本レコード大賞優秀作品賞も獲得しています。これにより、楽曲の質の高さと氷川きよしのアーティストとしての地位がさらに確立された形となっています。

シングル「ときめきのルンバ」には以下のような収録曲があります。

「ときめきのルンバ」は、AタイプとBタイプの2形態で発売され、それぞれ異なる特典があります。