とく報!4時ら

番組『とく報!4時ら』の概要

『とく報!4時ら』は、静岡放送（SBSテレビ）にて放送されていた地域情報番組で、2004年10月4日にスタートしました。放送時間は月曜日から金曜日の16:00から16:54までで、地域住民の生活に密着した情報を提供していました。

番組の成り立ち

当初の放送は2004年秋、NHK静岡や静岡朝日テレビ、静岡第一テレビなど他局が既に夕方の情報番組を展開している中での新たな試みでした。この新番組は、『Soleいいね!』という午前中の情報番組を金曜日のみに縮小して、夕方時間帯に進出した形でスタートしました。番組開始当初は、タレントを司会に起用したり、キッチンカーを使った企画が注目を集めました。

番組は、2005年からはハイビジョン制作に移行し、放送の質が向上しました。これに伴い、番組のスタイルも変化し、2005年10月からは現在の形に落ち着きました。他局がグルメ企画に依存している中、『とく報!4時ら』はニュース性を重視し、中継を多用するスタイルを採りました。

番組の終了と変遷

『とく報!4時ら』は、2009年3月20日をもって放送を終了しました。その後、静岡放送の夕方情報番組は統合され、『SBSイブニングeye』となり、新たなスタートを切りました。

特別なエピソード

この番組は、数多くの面白いエピソードも持っています。例えば、2007年5月22日には、SBSのキー局であるTBSの『リンカーン』が突如として乱入し、メンバーが旗を振ったり、変顔をしてカメラに映る場面がありました。さらには中継の終わり際には、リポーターと共にスタジオの出演者を呼ぶ演出も行われ、視聴者に印象的な瞬間を提供しました。

2008年11月7日には、SMAPの中居正広がゲストとして出演し、自身の主演映画『私は貝になりたい』のPRを行いました。この模様は後にTBS系の『ぴったんこカン・カン』で全国放送され、話題となりました。

人気司会者と出演者

『とく報!4時ら』の司会者には、多くの著名なアナウンサーやタレントが起用されました。最初の司会を務めたのは大石吾朗氏で、その後鈴木康子氏や中澤志月氏など、さまざまなメンバーが活躍しました。また、リポーターとしてもちらほらと名が挙がり、視聴者に親しまれる存在として番組の中心的な役割を果たしました。

最後に

『とく報!4時ら』は、地域に息づく情報を視聴者に届ける重要な役割を果たしていました。その独自のスタイルや特別なエピソードは、静岡の夕方の風景の一部として人々に記憶されています。番組の終了後も、多くの人々の記憶の中に残ることでしょう。

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