とんがりスタジオ まかせて!青春

とんがりスタジオ まかせて!青春

『とんがりスタジオ まかせて!青春』は、ニッポン放送で1987年10月12日から1988年4月1日まで放送されていた、若者向けのトーク番組です。当時、人気を博していたタレントの高田純次と、ニッポン放送の女性社員によるアイドルユニット「チョンマゲ娘」がパーソナリティを務め、中高生を中心とした若年層のリスナーから絶大な支持を集めました。

番組概要

1987年のナイターオフ期間中、ニッポン放送は平日20時台に、若者、特に中高生をターゲットにした番組を企画しました。そのコンセプトは、「真の青春を体験できるよう、リスナーをサポートする」というものでした。

番組では、リスナーから寄せられたテーマを基に、スタジオにリスナーとその関係者を招き、当時の若者が抱える悩みや喜びについて語り合うディスカッションが中心でした。リスナーは、提案者とその関係者だけでなく、一般のリスナーも参加し、様々な視点からの意見が交わされました。

また、1988年3月1日には、「青春アンケート 首都圏・高校生1,000人大調査!」と題したアンケート調査の結果発表も行われ、当時の若者の実態を浮き彫りにしました。

パーソナリティ

番組の顔とも言えるパーソナリティは、曜日ごとに異なっていました。

月曜日 - 木曜日：高田純次
当時、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』での活躍で人気を博していた高田純次が担当。彼の軽快なトークとユーモアは、番組に明るい雰囲気をもたらしました。
金曜日：チョンマゲ娘
ニッポン放送が1987年10月に結成した、新人アナウンサーとラジオディレクター3人によるアイドルユニットです。メンバーは以下の通りです。
伊藤了子（現：ミックスゾーン出向、元ニッポン放送ディレクター）
高橋尚代（当時：ニッポン放送アナウンサー、現：青山学院大学地球社会共生学部空間情報クラスター教授）
那須真理子（当時：ニッポン放送ディレクター）

コーナー

番組内には、様々なコーナーが設けられていました。その中でも人気だったのが、ゲストが自身の思い出の曲について語る「青春音楽史」でした。ゲストのパーソナルなエピソードと音楽が組み合わさり、リスナーに感動を与えました。

放送時間

平日 20:00 - 21:00（1987年10月12日 - 1988年4月1日）

『とんがりスタジオ まかせて!青春』は、短い期間の放送でしたが、当時の若者の心に深く刻まれた番組でした。リスナー参加型の企画や、個性的なパーソナリティ、そして時代を反映したテーマが、番組の魅力を高めていました。

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