ながさき西海農業協同組合

ながさき西海農業協同組合について

ながさき西海農業協同組合、通称JAながさき西海は、長崎県佐世保市に本部を置く農業協同組合です。2002年に長崎県北部の4つの農業協同組合が合併して新たに設立され、その実績を活かして地域農業の支援に取り組んでいます。

組織の概要

長崎県佐世保市吉井町立石に位置する本店には、2024年3月時点で7,613人の正組合員と12,564人の准組合員が在籍しています。事業区域は佐世保市、松浦市、平戸市、北松浦郡佐々町および小値賀町に広がっていますが、「西海」の名がつく西海市は含まれておらず、こちらは別の農業協同組合の管轄です。

提供するサービス

JAながさき西海では、農業に関わる様々なサービスを展開しています。

• - 購買事業: Aコープ店舗や農業資材、ガソリンなどの供給を行い、地域の農家を支援します。
• - 金融事業: JAバンクを通じて、組合員向けの金融サービスを提供しています。
• - 共済事業: JA共済を通じて、万が一の際の保障や支援を行っています。
• - 販売事業: 地元で生産された農産物の販売を促進し、農家の収入向上に貢献しています。
• - 指導事業: 営農指導や青年部・女性部活動、担い手の育成に注力しています。
• - 加工事業: 製茶工場を運営し地域特産品の価値を高めています。

また、家畜市場や肉用牛の集団肥育施設なども設けられており、地域の農業の振興に寄与しています。

支店と事業所

JAながさき西海は、本店を含む13の支店を運営し、各種金融窓口やサービスを提供しています。加えて、16ヶ所のATMコーナーや農機センター、食肉加工センターなども設置され、より便利な地域支援を行っています。支店の一部は隔日営業や購買店舗併設の形態をとっています。また、営農経済センターや資材センターを各地に設け、地域農業の発展を目指しています。

歴史の歩み

JAながさき西海は、2002年にいきつき農業協同組合、松浦農業協同組合、北松農業協同組合、させぼ農業協同組合の4つが合併した結果、設立されました。その後も、支店の統廃合や業務の集約を進めつつ、地域のニーズに応じた変革を繰り返しています。近年では、経済拠点型の事業改革や金融移動店舗の導入など、新たなサービスも実施しています。

特産品と地域貢献

この農業協同組合では、特に長崎和牛「西海の牛」や西海みかん、ブロッコリー、世知原茶、メロンなどが特産物として知られています。これらを通じて地域の農業の発展だけでなく、地域経済にも貢献しています。

JAながさき西海は、地域の農家と利用者が共に成長し、発展するための基盤を提供することを目指して活動しています。

もう一度検索