ながみね農業協同組合

JAながみね（ながみね農業協同組合）について

JAながみねは、かつて和歌山県海南市大野中に本店を置いていた農業協同組合です。1999年10月1日に、紀伊美里農協、野上町農協、海南市農協、下津町農協の4つの農協が合併して誕生しました。この合併により、地域農業の振興と組合員のニーズに応えることを目指していました。

しかし、2025年4月1日、JAながみねは、和歌山県内の他の7つの農協とともに合併し、新たに和歌山県農業協同組合（JA和歌山県）として発足しました。これにより、JAながみねとしての歴史に幕を閉じました。

事業内容

JAながみねは、地域農業を支えるために多岐にわたる事業を展開していました。

営農指導事業: 組合員である農家に対して、栽培技術の指導や経営に関するアドバイスを提供し、農業の効率化と品質向上を支援していました。
販売事業: 組合員が生産した農産物を集荷・販売し、市場への安定供給と農家の収入確保に貢献していました。特に、地域特産のビワ、ミカン、ウメなどの販売に力を入れていました。
加工事業: 集荷した農産物を加工し、付加価値を高めた商品開発・販売を行っていました。これにより、農産物の新たな販路を開拓し、地域経済の活性化に貢献していました。
購買事業: 農業に必要な資材（肥料、農薬、農機具など）や、生活に必要な物資を共同購入することで、組合員への低価格での提供を実現していました。
信用事業: 組合員を対象とした貯金、融資などの金融サービスを提供していました。これにより、農業経営に必要な資金を円滑に供給し、組合員の生活をサポートしていました。
共済事業: 組合員を対象とした生命共済、建物共済などの共済商品を提供していました。これにより、組合員の生活におけるリスクに備え、安心を提供していました。
生活指導事業: 組合員の生活に関する相談や、健康に関する情報提供などを行っていました。これにより、組合員の生活全般をサポートしていました。

事業区域

JAながみねの事業区域は、以下の地域でした。

和歌山県海南市
和歌山県海草郡紀美野町

これらの地域において、JAながみねは地域農業の発展と組合員の生活向上に尽力していました。

拠点

JAながみねは、本店を中心に、複数の支店を展開していました。

本店: 〒642-0022 和歌山県海南市大野中718番地の1
海南東支店: 〒642-0024 和歌山県海南市阪井1744-1
海南西支店: 〒642-0022 和歌山県海南市大野中605-1
野上支店: 〒640-1131 和歌山県海草郡紀美野町動木439
しもつ支店: 〒649-0133 和歌山県海南市下津町下234-2

これらの拠点を中心に、地域に密着したサービスを提供していました。

主な産物

JAながみねの事業区域では、以下のような農産物が主に生産されていました。

ビワ
米
カキ
キウイ
栗
ミカン
ナス
山椒
スモモ
ししとう
ウメ
モモ

これらの特産品は、JAながみねを通じて市場に出荷され、地域経済を支えていました。

関連項目

農業協同組合
日本の農業協同組合一覧
* 和歌山県の農業協同組合

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