なな→きゅう

「なな→きゅう」番組紹介

「なな→きゅう」は、2019年4月1日から2021年3月26日まで文化放送で放送されていたラジオ番組です。この番組は平日の午前7時から9時までの時間帯に、ニュース、スポーツ、芸能、天気、交通情報など、さまざまな情報を提供することを目的とした情報エンターテインメント番組です。番組名の「なな→きゅう」は、7時から9時までの放送時間を指しており、その数字が示す時間が名称に反映されています。

放送の経緯と特徴

この番組は、以前の『The News Masters TOKYO』の枠を引き継いで放送が開始されました。新しい朝の生ワイド番組として、視聴者が必要とする最新情報を簡潔にお届けすることをテーマにしていました。特に、パーソナリティには初めて女性タレントを起用し、専業のアナウンサーではなく、一般の女性の視点から情報を発信することを意図しています。月曜日から木曜日は上田まりえが担当し、金曜日は鈴木あきえが出演していました。このように、女性ならではの視点とトレンドに敏感な内容が特徴とされていました。

ゲストやサポートメンバー

番組では、様々なパートナーやゲストも出演しており、月曜は宮下純一、火曜はユージ、水曜は柴田英嗣（アンタッチャブル）、木曜は岡田圭右（ますだおかだ）、金曜日は文化放送の寺島啓太が活躍していました。番組のリスナーは「ななきゅうバー」と親しみを込めて呼ばれ、リスナーとの距離感を縮める工夫もなされていました。

鈴木あきえは2020年からの産休で一時的に番組を離れ、その間は元AKB48の高橋みなみがバトンを引き継いでいました。鈴木は2021年の春に復帰し、番組を再び盛り上げていくことになりました。

放送の成功と記念日

「なな→きゅう」は、放送回数が300回及び500回を迎えるなど、視聴者からの支持を集めました。また、2020年には「なな→きゅうの日」として7月9日を正式な記念日として定め、この日を番組の日として特別な企画を組んで放送することもありました。

番組は長い間人気を博しましたが、2021年3月に終了が決定され、視聴者への感謝の意が込められたエンディングを迎えました。文化放送は当初、番組を3時間に拡大することを検討していましたが、新たな展開を迎えることなく幕を閉じました。

総括

「なな→きゅう」は、平日の朝に必須な情報を速やかに提供することを目的とし、女性タレントの目線から新たな風を吹き込んだ番組でした。多彩なパートナーシップ及び脚光を浴びた女性パーソナリティによって、リスナーとの関係も深ダイナミックなものになりました。終了後もその影響は残り、朝のラジオにおける新しい形を提案した番組であったと言えるでしょう。

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