なばなの里

なばなの里の概要

なばなの里（なばなのさと）は、三重県桑名市長島町駒江に位置する美しい植物園です。この施設は、長島観光開発株式会社が運営するナガシマリゾートの一部となっており、訪れる人々に様々な楽しみを提供しています。

設備とサービス

なばなの里には、食事を楽しむための8つのレストランがあります。地元のビールが楽しめる「長島地ビール園」や、ベーカリーレストラン「マルセイユ」、イタリアンレストラン「麦」などがあり、訪れるための多様な選択肢がそろっています。そのほか、中国料理や日本料理、カフェ、麺料理のお店も見ることができます。
また、特産物やお土産を購入できる「村の市」や、長島温泉を利用した日帰り温泉施設「里の湯」も併設されています。さらに、東海地方最大の「花市場」では地元の野菜や季節の花を手に入れることができます。

園内の特徴

この美しい園の名前は、地域特産の「なばな」に由来しています。1998年の開園以来、園内には約13,000坪の広さを持つお花畑があり、春には色とりどりのチューリップ、秋にはコスモスや豪華なダリアが咲き誇ります。

ウィンターイルミネーション

冬季には「ウィンターイルミネーション・冬華の競演」という特別イベントが開催され、400万球を超えるLEDが点灯し、幻想的な光の空間を創出します。このイベントは11月中旬から3月下旬まで延長されることが多く、訪れる人々で賑わいます。交通渋滞が発生することもあるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
近鉄長島駅からは、シャトルバスも運行され、利便性が高まっています。

各年の特色

過去のイルミネーションイベントでは、特に目を引く設計がなされてきました。例えば、2005年度には水上イルミネーションとして640億色に変化するものが設置され、2007年度には新たに光の銀河「天の川」が登場しました。これにより、観客は年々増え続け、特別な体験を求める人々が訪れるようになっています。

その他の施設

なばなの里内には、ベゴニアガーデンやバラ園も設けられており、これらは日本最大級の温室、または美しい花々が咲くスポットとして知られています。ベゴニアガーデンでは、常に28℃が保たれ、世界中のベゴニアが楽しめます。また、バラ園には800種類以上のバラが栽培されており、庭園としては非常に魅力的な場所です。
さらに、2006年にはあじさい・花しょうぶ園も新たにオープンし、多彩な花を目にすることができます。

アクセスと関連施設

またなばなの里は、ナガシマスパーランドや温泉施設「湯あみの島」など多くの観光施設と連携しており、訪れる人々に多彩なアクティビティを提供しています。宿泊施設も多岐にわたり、観光の拠点としても利用可能です。

美しい四季折々の風景、充実した飲食施設や温泉、そして様々なイベントが楽しめるなばなの里は、地域の魅力が詰まった特別な場所として、多くの人々を魅了し続けています。

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