なみすけ

杉並区公式マスコットキャラクター「なみすけ」

なみすけは、東京都杉並区の公式マスコットキャラクターとして、区民に広く愛されています。その可愛らしい姿は、広報誌や区役所の案内板、様々なグッズを通じて、杉並区のPRに貢献しています。

誕生の背景と活動

なみすけは、杉並区が区民の誇りと愛着を育むことを目指した「輝き度向上」の取り組みの一環として、2006年に誕生しました。杉並区には多くのアニメ関連企業が集まっていることから、そのPRも目的の一つでした。公募によって選ばれたデザインは、区の様々な場面で活用されています。

例えば、母子手帳や小学1年生のランドセルカバーにもなみすけのデザインが採用されており、子どもから高齢者まで幅広い世代に親しまれています。俳優の嶋田久作氏も、杉並区役所のウェブサイトでなみすけへの熱い思いを語るなど、著名人にもファンが多いことで知られています。

なみすけの4コママンガ「てくてく×なみすけ4コマ劇場」は、新鋭4コマ作家G3井田氏によって毎週水曜日にブログで紹介され、人気を集めています。また、妹のナミーや、なみきおじさんといったファミリーキャラクターも登場し、なみすけの世界観を広げています。杉並区では、なみすけの友達キャラクターの制作にも力を入れており、2020年には区民から名前とイラストを募集する企画も行われました。

プロフィール

なみすけは、スギナミザウルス島に住んでいた妖精で、船で旅をして憧れの杉並区にたどり着きました。

大きさ: 子犬くらい（見る人によって異なる）
性格: 好奇心旺盛で明るい
好きなもの: 美味しい空気、りんご
趣味: 散歩、人間観察
特技: 背中のひれで空気をきれいにすること

グッズ展開

なみすけグッズは、杉並区公式サイト「すぎなみ学倶楽部」で確認できます。ぬいぐるみやストラップなどの定番グッズに加え、2021年には杉並区の新しいお土産として「なみすけのすぎぱん」が発売されました。この「なみすけのすぎぱん」は、東京2020オリンピック招致を機に発足した地域活性化プロジェクトのお土産コンテストで最優秀賞を受賞しています。

過去には、プレミアム付き区内共通商品券「なみすけ商品券」が販売されたり、杉並区の交流都市の農家による「なみすけリンゴ」が販売されるなど、様々な企画が行われてきました。

グッズ販売場所

杉並区役所1F「コミュかるショップ」
杉並アニメーションミュージアム
杉並区立産業商工会館
阿佐谷すずらん通りクリーニング店（なみすけゴーフレットのみ）
すぎなみNPO支援センター（阿佐谷区民センター4F、事前在庫確認）
* NPO法人チューニング・フォー・ザ・フューチャー（JR阿佐ケ谷駅そば、事前在庫確認）

その他の情報

なみすけは、テレビアニメ「アクエリオンロゴス」の第6話に登場したこともあります。また、杉並区の公式HP内には「なみすけの森」というページがあり、なみすけの壁紙カレンダーもダウンロードできます。なみすけの最新情報は、公式ブログでチェックできます。

なみすけは、杉並区の魅力を発信するだけでなく、区民に親しみと愛着を与え、地域を盛り上げる存在として、これからも活躍していくことでしょう。

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