にじいろジーン

にじいろジーンの概要

『にじいろジーン』（NIJIIRO JEAN）は、関西テレビ（カンテレ）が制作し、フジテレビ系列で放送されていた情報バラエティ番組で、2008年4月5日から2020年3月28日までの12年間にわたり毎週土曜日の朝に生放送されていました。

番組の始まりと特色

この番組は、前番組『うふふのぷ』に代わってスタートしました。総合司会を務めたのは、過去に『うふふのぷ』で東京散歩のコーナーを担当していた山口智充です。彼に加え、漫才コンビのガレッジセールもレギュラーとして出演し、ユーモアあふれる内容が視聴者に親しまれました。また、関西テレビ本社のスタジオから生放送される全国放送の番組であったため、その地域性色や特性を活かしたコンテンツが魅力の一つとなりました。

マスコットキャラクター

番組のマスコットキャラクターはイヌをモチーフにした『ジーンちゃん』で、白い体に黒い耳と足首、赤い靴を履いた可愛らしい姿が特徴です。このジーンちゃんは様々なコーナーに登場し、視聴者に親しみを持たれました。

主なコーナーや企画

『にじいろジーン』では、毎回異なるテーマで様々なコーナーを展開しました。特に人気だったのは、「ぐっさんを連れて行くならこんなトコ!」や「ジーンちゃんがキキコミ!世界ピカイチ☆ツアー」などです。前者では山口がゲストとともに様々な飲食店や観光スポットを訪れ、後者では世界各地の最新トレンドを紹介していました。

また、毎年7月下旬には「まるごと京都SP」を放送し、京都からの生中継で特集を組むこともありました。全編が特定の地域からの放送になることで、その土地の魅力が視聴者にダイレクトに伝わりました。

特別番組と周年記念

2018年には、放送10周年と500回を記念した特番「10周年だよ! にじいろジーン 世界で大変身SP!!」がゴールデンタイムに放送され、特別な内容で視聴者を楽しませました。

放送の終了

2020年1月に、番組の終了が報じられ、同年3月に最終回を迎えました。番組の終了後、後継番組として「土曜はナニする!?」がスタートし、南海キャンディーズの山里亮太と宇賀なつみが担当しました。

休止の経緯

『にじいろジーン』は様々な理由で休止することもありましたが、大震災やオリンピックに関連した特別番組のために放送が休みになることがありました。それでも、年末には大晦日スペシャルとして通常放送を継続し、視聴者に楽しみを提供していました。

出演者の多様性

番組には多くのレギュラーやゲストが出演しており、総合司会の山口智充や、飯豊まりえ、ガレッジセールなど、多様なキャストによってその魅力が引き立てられていました。また、過去にはベッキーや清水富美加も司会を務めていました。

まとめ

『にじいろジーン』は、楽しい情報バラエティ番組として、多くの視聴者に愛され続けました。多彩な企画と心温まる内容、そしてユーモアにあふれたキャストによって、視聴者にとって特別な存在であったと言えるでしょう。

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