ねこみみぴんぐす

ねこみみぴんぐす

『ねこみみぴんぐす』は、まりもによって描かれた日本の4コマ漫画で、芳文社が発行する『まんがタイムきららキャラット』において2008年10月号から2010年11月号まで連載されていました。この作品はネコ耳の生えた少女、小春ひよりを中心に彼女の仲間たちが卓球部で繰り広げる日常を描いており、ユーモアと友情が感じられるほのぼのとしたストーリーが特徴です。

登場人物

鈴白高校卓球部

• - 小春 ひより（こはる ひより）

高校1年生で卓球部の一員。小柄な体格で時に小学生と間違われる程ですが、それでも彼女は自信に満ちた性格です。最大の特徴は彼女の頭に生えたネコ耳で、誰もが触れてみたくなる感触を持っています。卓球の技術は不足していますが、努力を惜しまず練習に励む姿勢が彼女の魅力です。大好きな食べ物は鶏の唐揚げ。

• - 紫陽 花（しよう はな）

ひよりの幼馴染であり同級生。実は彼女は執事付きのお嬢様で、クールな性格で独特のツッコミを入れる役割を担います。いつも持ち歩くウサギのぬいぐるみがないと落ち着かない一面を持っており、胸が小さいことにコンプレックスを感じていることもあります。

• - 向日 葵（むかいび あおい）

卓球歴は浅いですが、ひよりの同級生です。高身体能力を活かすプレイが持ち味ですが、日常生活では暴走気味な言動が目立ち、勉強も不得意。特徴的なのは、常にヘッドホンを付けている点です。

• - 竜舌 蘭（りょうぜつ らん）

卓球部の部長であり、高校2年生です。眼鏡をかけたボク少女として、地味だと感じる自分を変えようと努力していますが、なかなか目立つことができずに苦労しています。

• - 西法寺 桜（さいほうじ さくら）

卓球部の副部長で、高校2年生です。彼女は穏やかな口調ながらも、鋭い毒舌を持っており、時折キツい言葉を投げかけることもあります。

• - 蜂巣 華蓮（はちす かれん）

卓球部の顧問で、以前は街の卓球場の管理人をしていました。物語中盤から物理の非常勤講師として卓球部の顧問となるのですが、卓球の知識は乏しく的外れなアドバイスをすることも。しかし、その鋭い観察力で生徒たちを指導しようと日々奮闘しています。

その他のキャラクター

• - 穂咲 綾女（ほざき あやめ）

近隣の秋風高校の卓球部に所属する1年生。卓球の技術が高く、葵とは互角の勝負を繰り広げますが、ひよりたちに対してはライバル心を抱きつつも心配するツンデレ的な性格が魅力的です。彼女はシュペルカイザーという犬を飼っていて、メールではたくさんの顔文字や絵文字を多用しており、これは葵たちからあまり好かれません。

書誌情報

『ねこみみぴんぐす』は芳文社より「まんがタイムKRコミックス」として出版されています。

• - 第1巻：2009年11月27日発売（発行日：2009年12月12日） ISBN 978-4-8322-7863-9
• - 第2巻：2010年10月27日発売（発行日：2010年11月11日） ISBN 978-4-8322-7956-8

この作品は、登場人物たちの成長や友情を描きつつ、卓球を通じた彼女たちの様々な日常を見事に切り取っています。

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