「はじまり」は、人気アイドルグループ
チェキッ娘の2枚目の
シングルとしてリリースされました。この曲は、卒業をテーマに掲げており、メンバーの
下川みくにが
1999年の3月末にグループを卒業するのを控えたタイミングで発売されました。楽曲の歌詞には、卒業が新たな出発点となることを表現した内容が盛り込まれており、聴く人に対して前向きなメッセージを届けています。
収録曲
この
シングルには、以下の楽曲が収められています。
作詞:
森浩美 / 作曲: D・A・I / 編曲:
亀田誠治
歌:
NEOかしまし娘(
下川みくに、
熊切あさ美、町田恵)
作詞・作曲:
高橋研 / 編曲:
亀田誠治
歌:
NEOちゃっきり娘(
上田愛美、
久志麻理奈、
佐々木絵美子)
作詞・作曲:
高橋研 / 編曲:
亀田誠治
初披露と記録
「はじまり」は、
1999年2月15日に放送された番組『
DAIBAッテキ!!』で初めてお披露目されました。この放送では、同時に「ピンクのチェリー」や「ハダカになりたい」といった他の楽曲も初披露されています。この曲のレコーディングには、メンバーの
田中里奈から小林裕美までの18人が参加しており、ID番号020の
大瀧彩乃とID021の
大田祐歌は不参加でした。この
シングルから、メインボーカルを担当するフロントメンバーが結成され、
下川みくに、
矢作美樹、
新井利佳、
上田愛美、
藤岡麻美の5人がその役割を果たしました。
ジャケットとリリースバリエーション
シングルの通常盤では、表のジャケットにメンバーが着用している青い衣装が描かれ、裏には
NEOちゃっきり娘のメンバーが写っています。一方、初回限定盤では衣装がピンクに変わり、裏面には
NEOかしまし娘が登場しています。また、この
シングルには着メロカードも同封されており、通常盤と初回限定盤で異なるバリエーションが用意されていました。
その後の展開
この楽曲は、最終的に
チェキッ娘のラスト
シングル「ありがとう」のカップリングとしても収録され、一部歌詞が変更された「はじまり -Departure 2000-」として再登場しました。また、オムニバスCD『秘蔵アイドルユニット16~おニャン子から
チェキッ娘まで~』の中にも収められており、多くのメンバーがこの曲を特に気に入っています。特に、
下川みくには自らのアルバムで「はじまり(cover version)」としてソロ
カバーを行い、
森知子は自身の結婚披露宴でこの曲をBGMとして使用するというエピソードもあります。
このように「はじまり」は、
チェキッ娘の音楽活動において特別な位置を占める楽曲であり、当時の思い出や卒業のメッセージを伝え続けています。