はぴはぴクローバー

はぴはぴクローバー

『はぴはぴクローバー』は、小学館の少女漫画雑誌『ちゃお』で連載されていた、竜山さゆり先生による漫画作品です。後にテレビアニメ化もされました。主な舞台は三日月森という場所で、主人公のうさぎの女の子、ちまを中心に、個性豊かな仲間たちが織りなす温かい物語が展開されます。

登場キャラクター

メインキャラクター

ちま: 本作の主人公。三日月森で育った、元気いっぱいで好奇心旺盛なうさぎの女の子です。うさポスト隊のリーダーを務めており、明るく前向きな性格で、物怖じしません。手先が器用で自作の槍を作ることもできますが、料理と裁縫は苦手です。子供扱いされることを嫌いながらも、そそっかしい一面も持ち合わせています。
メル: 心優しく純粋なロップイヤーの女の子。うさポスト隊の一員です。人見知りで怖がりなところがありますが、成績優秀で、その可愛らしい容姿から森の動物たちに好かれています。運動は苦手ですが、ちまに憧れています。アップルパイが大好物で、大きな垂れ耳が特徴です。
ガク: 黒いアナウサギの男の子。ちまの遊び相手であり、良き理解者です。がさつな面もありますが、面倒見が良く、仲間思いで家族思いです。特に六つ子の弟たちを大切に思っています。うさポスト隊の一員として活躍します。
ハル: 黄色いうさぎの男の子。内気な性格で、勉強熱心な理論派です。常に眼鏡をかけており、書物を好みます。メルに恋心を抱いていますが、なかなか周囲に気づいてもらえません。うさポスト隊の一員として、知識を生かして活躍します。
ホッホー先生: ちまたちの学校の先生をしているフクロウ。普段は温厚ですが、生徒には厳しい一面も。独身で、自宅に客を招いてもてなすのが好きですが、話が長いです。医師もしており、ちまたちの怪我を治療することもあります。
ひらりさん: ちまと同じ木に住むモモンガ。博識で穏やかな性格で、ちまの幼い頃から彼女の行動に振り回されてきました。三日月森の地理に詳しく、うさポスト隊の一員としても活躍します。辛いものが好きで、クモが苦手です。
* 旅うさぎさん: 世界中を旅するうさぎ。悲しい過去を秘めていますが、容姿端麗で芯が強く、多くの動物たちから慕われています。本名はラウル。

サブキャラクター

三日月森には、ゆーた（ツキノワグマの男の子）、ビーナ（子ジカの女の子）、チャラクさん（キツネ）、クルリさん（リス）など、個性豊かな動物たちが暮らしています。また、モグラさん一家や、ヒヨドリ兄弟のヒーヨとドリーなども登場し、物語を彩ります。

三日月森以外の動物たち

老ホッホー、ぽろりさん、ふらりさん、ハヤブサさんなど、三日月森以外にも様々な場所に動物たちが暮らしています。

メインキャラクターの家族

ちまのママとパパ、メルの両親、ガクの家族（両親と六つ子の弟たち）、ハルの家族（両親、祖母、姉のエル）が登場します。

ゲストキャラクター

農場で暮らすケント、マリエ、ラッドなどが登場します。

用語

地名・場所

三日月森、ベリーの宝石箱、のこぎり谷、女神様の泉、キノコだまり、わたぼうし山、長老の木、イバラの森、枯れシダ淵、モグラ街道、陽だまり森、モモンガ温泉など、物語の舞台となる様々な場所が登場します。

植物・食物

あかり草、小玉あかり草、ニガ草、初恋草、おばけベリー、渋ベリー、千成り豆、ホオバリ茸、ドングリ粉のおだんご、氷グミ、健康茶など、作中に登場する植物や食物について解説します。

道具類

ハープ、キツネ石など、作中に登場する重要な道具について解説します。

その他の設定

うさポスト隊、春告祭、三日月森障害レース、モモンガ総会、世界ふくろう会議、クローバーなど、「はぴはぴクローバー」の世界観を構成する様々な設定について解説します。

テレビアニメ

2007年にキッズステーション他でアニメ化されました。全26話で、可愛らしいキャラクターたちが動き回る姿が楽しめます。

ゲーム

ニンテンドーDS用ゲームとして、「ちゃおドリームタッチ! ハッピーあにばーさりー」と「はぴはぴクローバー」の2作品が発売されています。

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