はるかぜ (doaの曲)

doaの9枚目のシングルとして2007年にリリースされた「はるかぜ」は、バンドにとって新たな一歩を刻む作品となりました。前作に引き続き、徳永暁人が作詞とメインボーカルを担当し、彼の音楽的な才能が光る一曲です。

「はるかぜ」のプロモーションビデオでは、徳永暁人がピアノを演奏する姿がフィーチャーされており、彼の多才な一面を垣間見ることができます。楽曲のアレンジも徳永が手掛けており、彼の音楽的なセンスが随所に散りばめられています。

また、「はるかぜ」は、TBS系の古代発掘ミステリー番組「秘境アマゾン巨大文明2」のイメージソングとして起用されました。番組の壮大なスケール感と、楽曲の持つ爽やかで力強いイメージが合致し、相乗効果を生み出しました。

「はるかぜ」は、doaのアルバム『3』の先行シングルとしてもリリースされました。アルバム全体の方向性を示す重要な一曲として、ファンからの期待も高まりました。

オリコンチャートでは17位（デイリーチャート）を記録し、doaの根強い人気を証明しました。シングルの収録曲順にも特徴があり、1曲目を徳永、2曲目を大田、3曲目を吉本が作詞するという、前作と同じパターンが採用されています。これは、doaのメンバーそれぞれの個性を際立たせ、バラエティ豊かな楽曲を提供するための意図的な構成と言えるでしょう。

収録曲は以下の通りです。

1. はるかぜ
作詞：徳永暁人
2. 君はきっとひとりじゃない
作詞：大田紳一郎
3. GRADUATION
* 作詞：吉本大樹

全作曲・編曲：徳永暁人

リリース4日前の3月3日には、徳永暁人によるオリジナルサウンドトラックアルバム「はるかぜ. オリジナルサウンドトラック for 「秘境アマゾン巨大文明」」がiTunes Storeで配信限定リリースされ、話題を呼びました。「はるかぜ」は、doaの音楽的多様性と、メンバーそれぞれの才能が結集した、記憶に残る一曲です。

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