ばななサンデー

ばななサンデーの概要

「ばななサンデー」は、新潟放送（BSNラジオ）にて2003年4月6日から2009年3月22日まで放送されたラジオ番組です。毎週日曜日の昼に新潟駅万代口にある待合室「メディアステーションbanana」内のサテライトスタジオから生放送されていました。

放送時間と沿革

放送は最初、2003年の春に始まり、当初は「松井弘恵のばななサンデー」というタイトルで、11:00から11:53までの53分間でした。その後、2006年4月にパーソナリティが交代し、「山田かおりのばななサンデー」としてリニューアル。リニューアルと同時に放送時間も延長され、11:00から12:24に変更されました。この時間帯が以降のスタンダードな放送時間となりました。

シリーズの中で重要な出来事もありました。2007年3月25日には、午前9時42分に発生した能登半島地震の速報を番組内で報道し、地域に密着した放送が行われていました。また、同年4月1日には番組コーナーのリニューアルもあり、リスナーからの要望や時代の変化に適応するための工夫がなされました。

その後、2008年4月に再度のパーソナリティ交代があり、海津茅穂子や湯浅みわといった新潟放送のアナウンサーが参加。番組は最後まで新潟地域の特性や文化を伝える重要な役割を果たしました。

2009年3月22日に放送が終了し、実に6年にわたる長い旅路を終えました。

番組のパーソナリティ

「ばななサンデー」のパーソナリティは、番組の雰囲気や内容に大きな影響を与えました。初代パーソナリティは松井弘恵で、2003年から2006年まで番組を牽引しました。彼女の明るいトークスタイルや地元への愛情は多くのリスナーに親しまれました。

次に、山田かおりが2006年から2008年までパーソナリティを担当しました。彼女の魅力的なパーソナルなトーンや地域情報に関心のあるリスナーを惹きつけるスタイルは、番組のリニューアル後にも高い評価を受けていました。

その後、海津茅穂子と湯浅みわが2008年4月からパーソナリティとして参加しました。彼女たちも地元を愛し、リスナーとのコミュニケーションを重視するスタイルを取り入れ、番組を支えました。

総括

「ばななサンデー」は、単なるエンターテインメントを超え、地域の情報や文化を共有する重要なプラットフォームとして機能しました。リスナーとの交流や地域コミュニティに対する関心が根底にありました。新潟の人々にとって、日曜日の午後に心温まるひとときを提供していたこの番組は、地域に根ざしたラジオ番組の象徴とも言える存在でした。これからも、地域密着型の放送の良さを改めて見つめなおし、その重要性が評価されることを願っています。

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