ばんしゅう戸倉スノーパーク

ばんしゅう戸倉スキー



ばんしゅう戸倉スキー場は、兵庫県宍粟市波賀町戸倉に位置するスキー場です。元々は「ばんしゅう戸倉スキー場」という名称で50年以上にわたり親しまれていましたが、2008年のシーズンに「ばんしゅう戸倉スノーパーク」に改称。しかし、2020年のシーズンからは再び元の名称に戻っています。

歴史



1955年、地元の自治会が地域振興と冬の雇用創出を目指して開設しました。その後、1986年からは神姫バスの子会社である氷ノ山観光が経営を引き継ぎましたが、来場者の減少により、2004年に施設は宍粟市(当時の波賀町)へ無償譲渡され、氷ノ山観光は撤退しました。

2008年には、マックアースなど3社で構成されるMONグループが指定管理者となり、スキー場をリニューアル。名称も「ばんしゅう戸倉スノーパーク」に変更されました。しかし、2019-2020シーズンは記録的な暖冬に見舞われ、わずか2.5日間の営業しかできませんでした。2020年6月、マックアースは雪不足の常態化を理由に、宍粟市へ指定管理からの撤退を申し入れ。宍粟市はこれを受理し、新たな指定管理者を公募して営業を継続する意向を示しました。

2020年8月には、若杉高原おおやスキー場を運営する若杉高原開発企業組合(株式会社クロスプロジェクトグループ)が新たな指定管理者の仮契約を結んだことが報道されました。そして2021年5月からは、雪のない期間を利用して、キャンプ場「Tokura Camp Base」として営業を開始しています。

コース情報



スキー場には3本のリフトが設置され、5つのコースがあります。

  • - リフト数: 3本
  • - 最長滑走距離: 1.0km
  • - コース数: 5コース(7コース)
  • - 最大斜度: 38度
  • - 標高(トップ): 950m
  • - 標高(ボトム): 600m
  • - コース難易度: 初級40%(30%)・中級40%(50%)・上級20%
  • - スノーボード: 全面滑走可能

アクセス




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