ひぐらしのなく頃に 暇潰し編

ひぐらしのなく頃に 暇潰し編

『ひぐらしのなく頃に 暇潰し編』は、同人サークル07th Expansionが制作した同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』の第4話であり、シリーズ前半「出題編」の完結作です。サブタイトルは「～最後の謎をあなたに～」。

概要

物語の舞台は、前3作（鬼隠し編・綿流し編・祟殺し編）から遡ること5年前、昭和53年の雛見沢村。ダム建設を巡る争いが激化する村で発生した誘拐事件を捜査するため、警視庁公安部の刑事・赤坂衛が極秘裏に派遣されます。彼は、村で生き神様として崇められる古手神社の娘・梨花と出会い、事件の真相に迫っていくことになります。

本作は、シリーズの前日譚的な位置づけであり、後の展開に繋がる重要な伏線が数多く散りばめられています。クリア後には、恒例の「お疲れ様会」やミニゲーム「お散歩☆梨花ちゃん」が追加され、本編とは異なる楽しみ方もできます（Windows版のみ）。

お散歩☆梨花ちゃん

Windows版でクリア後に追加、またはiアプリ版で別売されるミニゲームです。「鬼隠し編」の「れなぱん」と同様の形式で、プレイヤーは画面上を移動する梨花を誘導し、目的地を目指します。しかし、道中には竜宮レナの「お持ち帰り」やイリーのお医者さんごっこといったアクシデントが発生し、梨花は様々な危険に晒されます。プレイヤーは、梨花を安全に誘導し、これらの危険を回避しなければなりません。

ストーリー

警視庁公安部の刑事・赤坂衛は、犬飼建設大臣の孫が誘拐された事件を捜査するため、単身雛見沢村へと向かいます。妻の出産を間近に控えながらも、任務を遂行しようとする赤坂。ダム建設反対運動で騒然とする雛見沢で、彼は村人から生き神様として崇められている少女・古手梨花と出会います。梨花と共に村を巡るうちに、赤坂は梨花の不思議な力に触れ、やがて彼女から「東京へ帰れ」という不気味な警告を受けることになります。

登場人物

古手梨花
園崎魅音

漫画

スクウェア・エニックス刊『月刊少年ガンガン』にて、2006年3月号から11月号まで外海良基によって連載されました。

ISBN 4-7575-1741-6（2006年9月22日 初版発行）
ISBN 4-7575-1825-0（2007年1月22日 初版発行）

アニメ

第1期「ひぐらしのなく頃に」の第14話・第15話としてアニメ化されました。

第14話 暇潰し編 其の壱 ヒナミザワ
第15話 暇潰し編 其の弐 兆し

ドラマCD

HOBiRECORDSより発売、WAYUTAより販売。

2006年12月27日発売 WACD-005

アニメ版とのキャスティングの相違

赤坂衛：（ドラマCD）子安武人、（アニメ）小野大輔
赤坂雪絵：（ドラマCD）神田理江、（アニメ）水野理紗

小説

竜騎士07著、ともひイラスト。

講談社BOX版

ひぐらしのなく頃に 第四話 〜暇潰し編〜 ISBN 978-4-06-283657-9

星海社文庫版

ひぐらしのなく頃に 第四話 〜暇潰し編〜 ISBN 978-4-06-138914-4

関連項目

暇潰し

外部リンク

アニメ公式サイト：「暇潰し編」
ドラマCD公式サイト
* 小説版「暇潰し編」 | 星海社文庫 『ひぐらしのなく頃に』 | 最前線

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