ひとすじになれない

米米CLUBの12枚目のシングルとして1991年9月21日にリリースされた『ひとすじになれない』は、当時、社会現象を巻き起こしていた『SAY YES』や『どんなときも。』といったミリオンセラーシングルがチャートを席巻する中で、初登場3位を記録しました。このシングルは、ソニーのビデオカセットCMソングとして、メンバー自身も出演していました。

『ひとすじになれない』は、米米CLUBにとって初の3曲入りシングルであり、シングル売上としてはグループで3番目の記録を持っています。初登場こそ3位でしたが、その後もCMでの露出や口コミによる評価が広がり、ベスト10から転落した後も、20位から40位の間を維持し続けるというロングヒットを記録しました。翌年の5月には、新曲『君がいるだけで／愛してる』が発売された週にも33位に再浮上し、最終的には同年7月までベスト100位以内を維持し続けました。

この楽曲は、ライブでも非常に重要なレパートリーとなっており、1991年のツアー『ANTI SHARISHARISM 右脳と左脳の恋物語』で初めて演奏されて以降、『THE 8TH OF ACE』など一部の例外を除き、ほぼ全てのライブで演奏されています。

収録曲は以下の通りです。

1. ひとすじになれない
2. 愛ズレー恋ズレー
3. Heart of Love

これらの楽曲は全て米米CLUBのメンバーによって作詞・作曲・編曲されています。また、『Heart of Love』のストリングスアレンジは金子飛鳥が担当しました。

このシングルに収録された楽曲は、以下のアルバムにも収録されています。

DECADE (#1) ※リミックス版
HARVEST SINGLES 1985-1992 (#1)
STAR BOX (#1) ※『DECADE』と同じリミックス版
米 〜Best of Best〜 (#1)

『ひとすじになれない』は、米米CLUBの代表曲の一つとして、今もなお多くのファンに愛され続けています。

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