ひばり仁義

「ひばり仁義」は、1972年1月10日に日本コロムビアから発売された美空ひばりのシングルです。

このシングルは、A面に「ひばり仁義」、B面に「この道を行く」を収録しています。

ひばり仁義

A面の「ひばり仁義」は、イントロから美空ひばりのキレの良い口上が特徴的な楽曲です。彼女の出生地である横浜を舞台に、演歌調のメロディに乗せて、その土地への愛着や人情を力強く歌い上げています。この曲は、ひばりの歌唱力と表現力が存分に発揮された作品として、多くのファンに親しまれています。

この道を行く

B面の「この道を行く」は、美空ひばりの芸能生活25周年を記念して制作された楽曲です。1971年の『第22回NHK紅白歌合戦』で、9年連続となるトリを務めた際に先行歌唱されたことでも知られています。この曲は、ひばりのこれまでの道のりを振り返りながら、今後の決意を表明するような、力強くも感動的な楽曲となっています。

収録曲

両曲ともに、作詞は石本美由起、作曲・編曲は市川昭介が担当しました。

1. ひばり仁義
2. この道を行く

これらの楽曲は、同年に発売されたアルバム「美空ひばり ある女の詩」（1972年12月25日発売）にも収録されています。

アルバム「美空ひばり ある女の詩」収録曲

1. ある女の詩
2. 鏡
3. ふるさとの駅
4. あの子の手紙
5. ある母に送る手紙〜青葉の笛（文部省唱歌）入り〜
6. 母
7. 思い出の鞄
8. 急行青森行き
9. 旅人
10. 新しい笛
11. ひばり仁義
12. 浪曲渡り鳥

関連事項

このシングルが発売された1972年は、日本の音楽シーンにおいても重要な年であり、多くのヒット曲が生まれました。美空ひばりの音楽活動もまた、この年以降も多くの人々に影響を与え続けています。

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