ひろぎん証券

ひろぎん証券株式会社について

ひろぎん証券株式会社は、日本の証券業界において重要な位置を占める企業で、広島銀行の完全子会社です。証券会社としての業務を行い、日本証券業協会にも加入しています。設立年は2008年で、公式には中国財務局長から金商第20号の認可を受けています。

概要

会社の設立は、広島銀行がウツミ屋証券との共同出資により行われました。具体的には、ウツミ屋証券のリテール部門を分割したのち、ひろぎんウツミ屋証券が設立されました。その後の2017年には、広島銀行の完全子会社として、名称を「ひろぎん証券」に変更するという重要な転換を迎えました。

現在、ひろぎん証券は広島県内に15の支店を構えており、山口県に5店、さらに島根県、岡山県、大分県、東京都にもそれぞれ1店舗ずつ展開しています。2018年には、四国地方初の拠点として愛媛県今治市に今治営業所を開設しました。

設立の歴史

ひろぎん証券の成り立ちは以下のような歴史的背景があります。まず、2007年7月にウツミ屋証券との共同出資による証券会社の設立に合意し、同年7月25日に資本金5000万円でウツミ屋株式会社が設立されました。これがひろぎん証券設立の基盤となります。

2008年の元旦に、ウツミ屋証券の会社分割が行われ、ウツミ屋が「ひろぎんウツミ屋証券」と改名されるとともに、資本を61億円に増強しました。この時以降、リテール業務はもとウツミ屋証券から引き継がれ、ひろぎん証券の基盤が形成されました。

2017年には、ウツミ屋証券が保有するひろぎんウツミ屋証券の株式を全て取得し、完全子会社化が正式に決定されました。その後、資本金が50億円に減資されたこともあり、社名を「ひろぎん証券」に変更し、広島銀行のブランドをさらに強化しました。

支店の展開

ひろぎん証券は、地域に密着した金融サービスを提供しています。支店は広島県内に多く、地元の顧客との信頼関係を大切にしています。また、他県にも展開しており、山口県や四国地方など、広域にわたる顧客に支持を受けています。特に2018年に新設した今治営業所は、地域のニーズに応えるための重要な拠点となっています。

まとめ

ひろぎん証券は、地域に根ざした証券会社として、安定した基盤を築いており、今後も金融市場での活動を通じて、広島銀行グループの一員として成長していくことが期待されています。金融商品の提供やリテール業務を通じて、より多くの顧客に価値を提供し続ける企業です。

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