ふくしまスーパーJチャンネル

ふくしまスーパーJチャンネル

『ふくしまスーパーJチャンネル』は、福島放送が1997年3月31日から2021年10月1日まで放送していたローカルニュース番組です。この番組は、全国ニュース『スーパーJチャンネル』の地域版として位置づけられていました。

番組概要

番組のスタート時は、『ふくしまニュース1番街』の後継として展開され、放送時間も段階的に拡大されました。初めのうちはローカルニュースに重点をおいていましたが、全国ニュースとのブロックが増え、後には16時53分から17時36分が全国ニュース、17時36分から17時54分がローカルニュースとなりました。また、特別番組が放送される際にはフルネットで対応するなど的確な情報提供を行い続けました。

放送時間に関しても、2015年からはANN枠の拡大を受け、17時台のローカル部分が変更されるなど、変化がありました。2020年にはさらに放送時間が10分拡大され、ローカル枠が17時33分から17時50分に設定されました。最終的には、2021年10月4日に『福島まるごとライブ ヨジデス』と合体し、新たに『シェア!』としてリニューアルされました。

東日本大震災とその後の対応

東日本大震災の影響を受けて、放送内容は大きく変更されました。震災発生後はローカルニュースが東京の特集報道に縮小されていましたが、2011年9月14日からは週3日間、ローカル枠を再開しました。これにより、県内のニュースや特集が復活し、視聴者に寄り添った情報提供が行われるようになりました。2012年からは毎日17時台に県内版を放送することが決定し、震災前の形式が戻りました。

また、当番組は新潟県内に避難している被災者向けに、同系列の新潟テレビ21で遅れネットを行うなど、情報の拡散にも努めました。

メインキャスターとコーナー

番組には多くのメインキャスターが参加し、各種気象情報やニュースを伝える役割を果たしていました。具体的には土井邦裕と松下誠寿が天気予報を担当しており、他にも県内のさまざまなコーナーが設けられていました。特に人気だったのは「ふくしまらーめん道」で、県内のラーメン店を巡り、リポーターがその魅力を伝えました。また、金曜日の特集企画や「ふっくんしまちゃん天気予報」など、魅力的なコーナーが多くありました。

放送の最終日とその後

2021年10月1日の放送をもって『ふくしまスーパーJチャンネル』は終了し、新番組『シェア!』へと移行しました。この番組は、以前からのメインキャスターたちが新たに番組に関与する形で進化し続けています。

終わりに

『ふくしまスーパーJチャンネル』は、地域に特化した情報提供を行い、視聴者の生活に密着した内容で支持を集めました。多くのコーナーや特集は地域の人々に親しまれ、放送終了後もその印象が残り続けています。

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