ふくしま未来農業協同組合

JAふくしま未来

JAふくしま未来（ふくしまみらいのうぎょうきょうどうくみあい）は、福島県福島市に本店を構える農業協同組合です。県内でも有数の規模を誇り、地域農業の振興に大きく貢献しています。

概要

2016年3月1日、以下の4つの農業協同組合が合併し、JAふくしま未来が誕生しました。

新ふくしま農業協同組合
伊達みらい農業協同組合
みちのく安達農業協同組合
そうま農業協同組合

合併後、存続組合は新ふくしま農業協同組合となり、統一金融機関コードも同組合の「4047」が引き継がれました。

JAふくしま未来は、福島市、伊達市、二本松市、本宮市、南相馬市、相馬市、伊達郡、安達郡、相馬郡といった広範囲な地域に本支店を展開しています。これらの地域は、福島県の北部から浜通り地方にかけて広がっており、多様な農産物が生産されています。

本支店の所在地

JAふくしま未来は、以下の地域に多数の本支店を構え、地域に密着したサービスを提供しています。

福島市: 本店、信陵支店、清水支店など
伊達郡川俣町: 川俣支店、山木屋支店
伊達市: 保原総合支店、伊達総合支店など
伊達郡桑折町: 桑折総合支店、睦合支店
伊達郡国見町: 国見総合支店、小坂支店
二本松市: 二本松支店、安達支店
本宮市: 本宮支店、白沢支店
安達郡大玉村: 大玉支店
南相馬市: 鹿島総合支店、原町総合支店
相馬市: 相馬中村総合支店、中村みなみ支店
相馬郡新地町: 新地総合支店
相馬郡飯舘村: 飯舘総合支店（飯樋出張所は臨時店舗）

これらの本支店を通じて、貯金、融資、共済などの金融サービスや、農業に関する指導・相談、農産物の販売支援など、幅広い事業を展開しています。

不祥事

2022年3月、JAふくしま未来の梁川総合支店において、20代の男性職員による現金着服事件が発生しました。当該職員は、ATM内の現金を入れ替える際に476万円を着服し、その金を競馬に使ったとされています。当時、現金入れ替え作業は2人1組で行われていましたが、同僚の職員は着服に気づきませんでした。JAふくしま未来は、この職員を4月15日付で懲戒解雇処分としました。着服された金額は全額弁済されましたが、JAふくしま未来は当該職員の刑事告訴も検討しています。このような事件が発生したことは、JAふくしま未来の信頼を損なうものであり、再発防止策の徹底が求められています。

関連項目

日本の農業協同組合一覧

外部リンク

JAふくしま未来
* JAふくしま未来公式オンラインショップ

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