ふくふくふにゃ〜ん

ふくふくふにゃ〜ん

『ふくふくふにゃ〜ん』は、こなみかなたによる日本の漫画作品で、1988年1月号から『Me』（講談社）で連載が開始されました。その後、掲載誌を『BE・LOVE』（同）に移し、2017年3号で25年を超える長期連載に幕を閉じました。1話6ページのショートコミックとして、多くの読者に愛された作品です。

概要

本作は、三毛猫のふくふくと、その飼い主であるおばあちゃんの日常を描いた心温まる物語です。ふくふくの豊かな表情や、ネコならではの愛らしい生態が細やかに描かれているのが特徴です。作中のセリフは飼い主であるおばあちゃんのものがほとんどで、他の漫画作品と比較すると会話が少ない点が特徴的です。そのため、読者からはネコを飼っている人からの共感の声が多く寄せられています。

単行本は、2004年までに刊行されたものは巻数の名称に「1巻」などの数字ではなく、「いの巻」から「をの巻」までのいろは順が用いられた全12巻で構成されていました。2005年からは、新しい版が刊行され、巻数の名称が数字に変更されています。

登場人物

ふくふく

少しふっくらとした体型で、目つきが悪いのが特徴的な三毛猫。雑貨店「まるふく」の看板ネコとして、ふてぶてしいながらもどこか小心者な一面を見せる、愛らしいキャラクターです。

おばあちゃん

雑貨店「まるふく」の主人で、ふくふくの飼い主。とても元気で、ふくふくと共に穏やかな日々を過ごしています。

白黒ネコ

ふくふくの友達。ふくふくほどではありませんが大柄なネコです。

子猫たち

白黒柄の子猫兄弟。

サバトラ

ふくふくの友達。スリムなネコ。

白ネコ

ふくふくの友達。痩せていて毛並みもきれいではないネコ。

コミックス

講談社から以下のシリーズが刊行されています。

『ふくふくふにゃ〜ん』全12巻（BE・LOVEコミックス）・文庫全6巻（講談社漫画文庫）
『ふくふくふにゃ〜ん NEW』 全8巻（KCデラックス BE LOVE）
『ふくふくふにゃ〜ん 子猫だにゃん』 全2巻（KCデラックス）
『ふくふくふにゃ〜ん 縁側でごろにゃん』 全1巻（KCデラックス）

関連項目

動物漫画
ネコを主題とする作品一覧

外部リンク

* ふくふくふにゃ〜ん NEW | 講談社コミックプラス - 講談社による作品紹介ページ。

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