ふくろうず

ふくろうず

『ふくろうず』は、日本の音楽グループで、ソニー・ミュージックアーティスツに所属しています。このバンドの結成は2007年に遡り、東京を拠点に音楽活動を開始しました。メンバーは、ボーカルとキーボード担当の内田万里、ベースとボーカルを務める安西卓丸、ギター担当の石井竜太の3名からなり、以前はドラム担当の高城琢郎が在籍していました。

バンド名の由来

「ふくろうず」という名称は、内田が適当に名付けたもので、特にフクロウが好きというわけではありません。彼は英語のバンド名があまり好みでなく、日本のバンドの多くが英語名であったことから、平仮名やカタカナを使うことにしたのです。このようにして、個性的なバンド名が生まれました。

メンバー紹介

• - 内田万里: ボーカルとキーボード担当。全ての楽曲の作詞作曲を手がけ、彼女の音楽的ルーツはおよそ小学1年生からのピアノ指導にあります。独自のスタイルで、デモを作成せずに曲を構築することが特徴です。彼女が影響を受けたアーティストには、ビートルズやくるり、レディオヘッドなどが挙げられます。
• - 安西卓丸: ベースとボーカル。様々なジャンルの音楽を好み、特にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやビートルズから強い影響を受けています。独特のベースラインとハーモニーでバンドのサウンドを支える重要な存在です。
• - 石井竜太: ギター担当。はっぴいえんどなどの影響を受けた彼は、多様なスタイルのギター演奏を行います。

脱退したメンバー

元ドラムス担当の高城琢郎は、2011年にバンドを脱退し、現在はイラストレーターとして活動しています。しかし、脱退後も2016年のライブやアルバム制作にはサポートメンバーとして参加しています。

活動の軌跡

2007年の結成以来、ふくろうずは東京のライヴハウスシーンで徐々に注目を集めてきました。2009年12月には初のミニアルバム『ループする』をリリースし、これがインディーズチャートで高評価を得るきっかけとなりました。また、2010年には初のワンマンライブを成功させ、さらに同年4月にデビューアルバム『ループする』を全国流通でリリースしました。

以降、数々のアルバムを発売し、2011年にはメジャーデビューを果たし、EPICレコードと契約しました。これを機に、彼らの音楽は全国的に知られるようになりました。バンドは活発に活動を続け、2014年にもアルバム『マジックモーメント』を発表しています。2016年には徳間ジャパンに移籍し、新たな作品をリリースしましたが、2017年には解散を発表しました。

代表的な作品

ふくろうずの音楽は多彩で、数多くのミニアルバムや参加作品が存在します。2014年には『ROCK AND SYMPATHY -tribute to the pillows-』に参加し、2017年にはウルフルズのトリビュートアルバムでもその楽曲の一つを提供しています。彼らのサウンドと歌詞は、多くのリスナーに感動を与えてきました。

メディア出演

彼らは音楽活動のみならず、テレビドラマにも出演しています。2016年には『ワカコ酒』に登場し、飲み屋の客役を演じるなど、音楽の枠を超えて様々な表現を行いました。

まとめ

ふくろうずは、一貫して独自の音楽スタイルでリスナーを魅了してきたバンドです。彼らのの活動は、インディーズからメジャーへと成長する過程が印象的で、今後の活躍にも期待が寄せられました。

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