ふしぎエンドレス

『ふしぎエンドレス』は、NHK Eテレで2018年4月2日から放送されている、小学校3年生から6年生を対象とした理科教育番組です。この番組は、前番組である『ふしぎがいっぱい』の後継として、子どもたちが身の回りの自然や科学現象に対して抱く「ふしぎ」な気持ちを大切にし、探求心を育むことを目的としています。

番組は、小学校3年生から6年生の各学年に対応した内容で構成されており、それぞれの学年に合わせたキャラクターが登場します。各学年の放送内容は、新聞のテレビ欄では「小学校理科3～6年」とまとめて記載されています。番組の最後には、各学年版共通で「終 制作・著作/NHK」と制作・制作協力がまとめて表示され、番組ホームページのアドレスも併記されます。小学3年生版のエンドクレジットが「終」となるのは、『ふしぎだいすき』以来の形式です。

登場キャラクター

各学年の学習内容に合わせて、以下のような個性的なキャラクターが登場します。

ワーオ（声 - 村杉蝉之介）：小学3年生版に登場する赤いふしぎモンスター。みんなが見つけた「ふしぎ」が大好きで、虫取りとかくれんぼが得意です。
カモカモ（声 - 堀内敬子）：小学4年生版に登場する黄色いふしぎモンスター。みんながふしぎについて考えた「予想」が大好物で、星を見ることとバク転が得意です。3年生版にも登場することがあります。
テミルン（声 - 加藤諒）：小学5年生版に登場する緑のふしぎモンスター。みんなが予想を確かめるために考えた「調べ方」が大好物で、釣りとダンスが得意です。
ヨウダエモン（声 - 村杉蝉之介）：小学6年生版に登場する青いふしぎモンスター。みんなが観察や実験をして考えた「まとめ」が大好物で、ガーデニングと整理整頓が得意です。
ダーロ（声 - 堀内敬子）：小学6年生版に不定期で登場する紫のふしぎモンスター。「決まっているダーロ!」が口癖です。他の学年のモンスターたちも、6年生版の「FMC(Fushigi Monster Cafe)」に登場することがあります。

番組開始時のナレーション

各学年版で共通して、「この子たちは、みんなが見つけたことを食べて大きくなるふしぎモンスター」という前置きがなされます。その後、各学年で異なるナレーションが続きます。

小学3年生版：「これは何?どうなるんだろう?いろんな物を比べて、『ふしぎ』を見つけてね!」
小学4年生版：「まわりの世界にあるいろんな『ふしぎ』。どうして?どうなっているの?その仕組みや理由、いろいろ予想してみてね!」
小学5年生版：「身のまわりの『ふしぎ』、どうしたら確かめられる?予想通りなら、どうなるはず?」
小学6年生版：「身のまわりの『ふしぎ』を調べることで、何が言える?どこまで言える?」

スタッフ

番組の制作には、以下のようなスタッフが関わっています。

テーマ音楽: 片桐知子
キャラクターデザイン: クリハラタカシ
アニメーション: qmotri
制作: NHKエデュケーショナル
制作協力: ディレクションズ
制作・著作: NHK



関連情報

NHK for School
番組公式サイト（各学年のページへのリンクは上記にあります）
NHK放送史（各学年の放送史へのリンクは上記にあります）

『ふしぎエンドレス』は、子どもたちが身の回りの不思議に気づき、自ら考え、探求する力を育むことを目指す、教育的な価値の高い番組です。

もう一度検索