ふじいあきらのプロフィール紹介
ふじいあきら(本名: 藤井 明)は、
広島県広島市安佐南区沼田出身の日本のマジシャンです。彼は
1967年3月4日に生まれ、
広島市立安東小学校から
広島市立安佐中学校、さらには広陵高等学校を経て、広島電子専門学校を卒業しました。その後、21歳で上京し、プログラマーとして働き始めましたが、ある日
テレビで見た
Mr.マリックのマジックショーに触発され、プロのマジシャンになることを決意します。
独学でマジックを学び始めた彼は、仕事を終えた後にスナックやバーで演技するようになりました。これにより、彼は会社での勤務に支障をきたし、最終的には5年間勤めた職を辞め、マジシャンとしての道を選びました。その後、クラブマジシャンとして経験を積み、尊敬する
Mr.マリックの事務所でアシスタントとして働くこととなります。かつては「元神」という名前で活動していましたが、本名の平仮名表記である「ふじいあきら」に改名し、自身の修行に集中しました。
ふじいは、
2001年まで
Mr.マリックのところで働く中で、さまざまなマジックを練習し、スキルを磨きました。彼は「爆笑おすピー問題」(フジ
テレビ)への出演をきっかけに、注目を集めるようになり、
ウルトラマンの人形を空中に浮かせるマジックや、風船を飲み込むマジックなどで多くのファンを魅了しました。特に、口からトランプが滝のように出てくる演目「カードフロムマウス」は、彼の代表作として知られています。これらのパフォーマンスは、彼のユニークなキャラクターと確かな技術力によって、大きな人気を得ました。
また、ふじいあきらは、一般的には長袖の上着を着るマジシャンが多い中で、半袖のカジュアルな服装でマジックを行うスタイルが特徴です。この独特なスタイルと飄々としたキャラクターが、彼を一際目立たせる要因となっています。近年では、マジシャンの枠を超えて
お笑いタレントとしての側面も広がりを見せており、コメディ的な要素を取り入れたパフォーマンスが好まれています。
彼は時折、同じ事務所に所属するマジシャンの
マギー審司とコンビを組んで、共同でパフォーマンスを行うこともあります。そして、
2006年には、長らく関係が途絶えていた
Mr.マリックとのマジック対決も実現し、視聴者の注目を集めました。
また、彼は
松田聖子のファンであることも知られています。
主な出演
- - こちら葛飾区亀有公園前派出所(TBS) - マジシャン役
映画
- - 漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々(2024年3月1日)
舞台
- - 演劇企画ユニット劇団山本屋 CUWT project vol.2.0『風を切れ2024』(2024年7月25日 - 28日、東京芸術劇場シアターウエスト)
著書
- - 知識ゼロからのマジック入門(2011年、幻冬舎)
ふじいあきらは、これからも独自のスタイルでマジックを楽しませてくれることでしょう。