ふたり (いきものがかりの曲)

シングル「ふたり」について

「ふたり」は、いきものがかりの13作目のシングルとして、2009年5月27日にエピックレコードジャパンよりリリースされました。このシングルは、前作「気まぐれロマンティック」から約6ヶ月ぶりの新曲で、年間最初のリリースとなります。嬉しいことに、初回仕様限定盤には「いきものカード012」という特典も用意されています。

シングルの内容

「ふたり」は、TBS系テレビドラマ『ぼくの妹』の主題歌としても知られており、その存在感は特筆に値します。曲の作詞・作曲は水野良樹が手がけており、編曲は島田昌典が担当。また、シングルの長さは6分17秒と、いきものがかりにとってA面曲としては特に長い作品の一つです。これは、過去のドラマ主題歌「プラネタリウム」や「気まぐれロマンティック」に続くものでもあります。

シングルはオリコンチャートで2週連続TOP10に入るという快挙も達成しました。この結果は、いきものがかりの人気と実力を改めて示しています。

カップリングや収録曲

カップリング曲には新曲を含まない代わりに、2009年1月24日に横浜アリーナで行われた「オンタマカーニバル09」で披露された楽曲のライブ音源が収録されています。「ブルーバード -2009 LIVE ver.-」と「心の花を咲かせよう -2009 LIVE ver.-」の2曲がそれにあたります。「ブルーバード」は水野良樹が制作し、江口亮が編曲を担当しています。そして、「心の花を咲かせよう」は、初めてライブ音源がシングルに収録される曲としても注目されます。

また、シングルには「ふたり -instrumental-」も収められており、より音楽的な作品としての深みを増しています。

プロモーションビデオ（PV）

「ふたり」のプロモーションビデオは、長野県上田市に位置する上田電鉄別所線八木沢駅にて撮影されました。このPVでは、メンバーの吉岡のみが登場し、他のメンバーや俳優の姿は見られません。映像にはドラマを意識した演出が施されており、吉岡が歌うシーンは存在しません。さらに、PVの音源はCD版と異なり、一度演奏が止まった後に吉岡の台詞が入り、続いてラストサビが展開されるという独特な構成が施されています。

収録アルバム

「ふたり」は、アルバム『ハジマリノウタ』にも収録されており、イントロが追加されたバージョンで楽しむことができます。また、シングルは『バラー丼』にも収録されています。このように、「ふたり」はいきものがかりの音楽キャリアの中でも重要な位置を占める楽曲であり、多くのリスナーに愛され続けています。

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