ふるさと元気隊について
『ふるさと元気隊』(ふるさとげんきたい)は、
エフエム岩手が
2010年10月から放送しているラジオ番組です。これは、
エフエム岩手が開局25周年を機に開始したものであり、地域のさまざまな情報を各市から発信するという目的を持っています。
番組の背景
この番組は、雇用創出事業の基金を利用して久慈、八幡平、遠野の各支局を新設し、「ふるさと」をテーマにした情報番組としてスタートしました。初めは遠野支局からのみ支局内スタジオからの放送で、他の支局は本社スタジオからの放送が行われていました。また、放送時間は当初月曜日から水曜日の12:00から12:55の枠でしたが、2011年度からはその時間に加え、15時台の放送枠も新設され、より多くの内容が届けられるようになりました。
支局の展開と番組の変遷
15時台の放送は、最初は釜石支局から始まり、その後、紫波、盛岡、平泉、北上支局からも放送枠が増えていきました。さらに
2013年7月には金曜10時台に一戸支局からの放送が開始されました。このように、支局の数は徐々に増加し、
2014年には岩泉支局と九戸支局も新設され、それぞれ新たな放送枠が設けられました。
しかし、全ての支局が順調というわけではなく、
2015年から
2017年にかけていくつかの支局が閉鎖となり、番組も終了したものもありました。特に、遠野、八幡平、紫波の各支局では番組終了と共に支局も閉鎖される事態が続きました。このように、期間ごとに番組の内容と支局の状況は変化しながら進んでいきました。
2021年までの放送時間
2021年の時点での放送時間は、月曜12:00-12:30および12:45-12:55の枠に制限されていました。これは、過去には
盛岡市のパルクアベニューカワトクから放送されていた『ひるらじクロスストリート』以来6年ぶりのことです。
過去の番組と特別企画
『ふるさと元気隊』には他にも多くの特別企画や関連番組が存在します。たとえば、月に1度放送される『ふるさと元気隊総合研究所』は、地域の様々な情報を専門的に分析し発信する内容になっており、
2012年から続いています。また、各支局からのレギュラー番組も存在し、地域ごとの特色を生かした情報が提供されていますた。
終了した番組の変遷
『ふるさと元気隊』の歴史の中では、多くの番組が放送され、また終了しています。たとえば、沿革の中では『ウイークエンド元気隊』や『HAPPY八幡平』など、様々なタイトルで地域の情報が届けられてきましたが、支局の閉鎖と共にやむを得ず番組も終了しています。
まとめ
『ふるさと元気隊』は、
エフエム岩手が地域の活性化を目指して開設したラジオ番組であり、地域の情報を広く届ける役割を果たしています。地元の声を大切にした番組作りが続けられており、これからも地域の魅力を発信していくことでしょう。