ふるさと公園 (新十津川町)

ふるさと公園

北海道樺戸郡新十津川町にある「ふるさと公園」は、1980年に「ふるさと農園」として開園した歴史ある公園です。当初はアスレチック遊具を中心に、売店や食堂、休憩室を備えた管理棟、駐車場などが整備されていました。

その後、1986年には周辺の山村広場と統合され、「ふるさと公園」として新たなスタートを切りました。都市と農村、世代間の交流を促進する拠点として、体育施設、宿泊施設、文化施設などが次々と整備され、現在に至っています。

歴史

1974年: 総進地区が山村地域農林漁業特別対策事業地区に指定。
1976年: 公園建設が開始。
1979年12月25日: アスレチック施設が完成。
1980年4月27日: 「ふるさと農園」が開園。
1982年7月13日: 自衛隊の練習機「はつかぜ」の静態保存を開始（現在はなし）。
1982年10月30日: 「山村ひろば」が完成し、野球場、テニスコート、子ども広場などが設置。
1985年: 供食施設「焼肉ハウス」が設置。
1986年4月1日: 「ふるさと公園」に改称。
1987年: 「いきいき・かんとりい整備計画」が開始され、体育・文化・宿泊施設の開発に着手。
1988年11月24日: 温泉ホテル「グリーンパークしんとつかわ」が開業。
1989年1月31日: スポーツセンターが完成。
1989年5月2日: 温水プールが完成。
1990年6月20日: 遊園地「むしむしランド」が開業（1993年閉鎖）。
1990年7月1日: 青少年交流キャンプ村が開業。
1991年7月6日: 文化伝習館が開業。
1993年4月27日: サンスポーツランドしんとつかわが完成。
1996年7月11日: ケビン村VILLA徳富が開業。
1997年9月1日: サンウッドパークゴルフ場が開業。
1998年2月27日: 交流促進センター「サンヒルズ・サライ」が開業。
1998年4月29日: 創造の森が開業。
2007年4月: グリーンパークしんとつかわが北海道国民年金福祉協会から北海道軽金属へ移管。
2015年11月: グリーンパークしんとつかわが北海道軽金属から「株式会社グリーンパークしんとつかわ」に移管。
2022年: 青少年交流キャンプ村が「しんとつかわキャンプフィールド」としてリニューアル。
2023年4月: リニューアル工事が完了。

施設

ふるさと公園には、多様な施設が整備されています。

体育施設:
新十津川町スポーツセンター（メインアリーナ、サブアリーナ）
野球場（ピンネスタジアム、ふるさと公園野球場）
テニスコート（ピンネテニスコート、ふるさと公園テニスコート）
パークゴルフ場（サンウッドパークゴルフ場、新十津川室内パークゴルフ）
新十津川町温水プール
ふるさと公園サッカーコート
宿泊施設:
美緑の宿 グリーンパークしんとつかわ
サンヒルズ・サライ
ケビン村VILLA徳富
しんとつかわキャンプフィールド
文化施設:
文化伝習館
新十津川物語記念館
その他:
イベント広場
屋外ステージ
展望広場「当せん地展望台」

リニューアル計画

2019年より始まった町の観光振興計画に基づき、大規模なリニューアルが実施されました。公園は「遊び・PR」「安全・誘導」「快適・清潔」をコンセプトに再整備され、特に利用度の低かったエリアを中心に改修が行われました。

第1工区では、「眺望エリア」と「キャンプエリア」が整備され、オートサイトや展望広場が新設されました。第2工区では、「メインエリア」と「わくわくエリア」が整備され、大型遊具や水遊び場が設置されるなど、大幅に施設が拡充されました。このリニューアルにより、公園はより魅力的な場所へと生まれ変わりました。

主なイベント

ふるさと公園では、年間を通して様々なイベントが開催されています。

町主催行事:
ピンネシリ登山マラソン
しんとつかわふるさとまつり
過去のイベント:
サマー・フォーカス・イン・しんとつかわ
夏しんとつかわ音物語
夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会
SORAON 空の青さと、音楽と。
ここキャン北海道 COCO CAMP HOKKAIDO 新十津川会場

これらのイベントは、町内外から多くの人々を魅了しています。

関連項目

超長基線電波干渉法 - かつて公園の南方に国土地理院の観測局が設置されていた。

外部リンク

ふるさと公園施設ガイド - しんとつかわで遊ぼう (新十津川町役場産業振興課)
* 新十津川町スポーツ協会

ふるさと公園は、新十津川町を代表する観光スポットであり、地域住民の交流拠点として重要な役割を担っています。自然豊かな環境の中で、スポーツやレジャー、文化体験など、多様な楽しみ方ができる公園です。

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