ほんとにあった!呪いの動画

ほんとにあった! 呪いの動画

『ほんとにあった! 呪いの動画』（ほんとにあった！のろいのどうが）は、2013年（平成25年）に誕生した、オカルト・ホラーをテーマにしたオリジナルビデオシリーズです。

このシリーズの根幹を担う監修、そして構成・演出は、福田陽平氏が務めています。福田氏は、国内における心霊ドキュメンタリービデオの分野で長く活躍しており、特に高い評価を受けている『ほんとにあった! 呪いのビデオ』シリーズにおいて、複数の巻（16巻から21巻、および71巻から80巻）で構成・演出や監修を担当した実績を持っています。また、彼は『お姉チャンバラ』、『×ゲーム』、『アイズ』といったホラー映画の分野でも演出や監修に携わるなど、多様な作品を手がけてきた経験豊富な映像作家です。その豊富なキャリアで培われたノウハウと演出力が、『ほんとにあった! 呪いの動画』シリーズの世界観と恐怖表現に深く反映されています。

本シリーズの製作は、オリジナルビデオ作品を数多く手がけている株式会社ジョリー・ロジャーが担当しています。

製作体制としては、製作に酒匂暢彦氏と大橋孝史氏が名を連ねています。プロデューサーを務めたのは、岡良亮氏、小林伸介氏、金子誠二郎氏、中村裕司氏といった面々です。シリーズの要となる構成と演出は、監修者である福田陽平氏自身が一手に担っており、彼の作家性が強く打ち出されています。撮影は、福田陽平氏と佐藤亮氏の二人体制で行われました。撮影協力としてEntertainment Syndromeが参加しています。編集作業も福田氏が行い、編集協力として坂本一雪氏がサポートしました。視聴者を恐怖の世界へ引き込むナレーションは、細身慎之介氏が担当しています。

音楽面にも特徴があります。本シリーズでは、『ほんとにあった! 呪いのビデオ』シリーズで使用されたBGMの一部が起用されています。具体的には、同シリーズの16巻から22巻、そして76巻から81巻で使用された楽曲が本シリーズでも使われています。これは、福田陽平氏が両シリーズに関わっていることからくる関連性を示すとともに、日本の心霊ドキュメンタリーファンにとって馴染み深い恐怖の旋律が、本シリーズの不穏な雰囲気を一層高める効果をもたらしています。

『ほんとにあった! 呪いの動画』シリーズは、日常に潜むとされる不可解な現象や心霊現象を捉えたとされる投稿映像を収集・検証し、独自の構成と演出で再構築することで、観る者に強烈な恐怖体験を提供することを目指しています。福田陽平氏の長年の経験に基づいた語り口と編集スタイルが、本シリーズならではの戦慄を生み出しています。

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