ぼくたちの奉仕活動

『ぼくたちの奉仕活動』（原題：Role Models）は、2008年に製作されたアメリカのコメディ映画です。監督はデヴィッド・ウェインが務め、ポール・ラッドとショーン・ウィリアム・スコットが主演を務めました。日本では劇場公開されず、ビデオスルーとしてリリースされました。

ストーリー

物語は、エナジードリンクの販売員として働くホイーラーと、同じく販売員のダニーという二人の男を中心に展開します。ある日、彼らは仕事中に会社のトラックを破損させるという事故を起こしてしまいます。その結果、裁判所から懲役刑の代わりに150時間の社会奉仕活動を命じられます。

社会奉仕活動の内容は、青少年育成プログラムである「セント・ジュード」に参加し、それぞれ問題のある少年たちの面倒を見るというものでした。ホイーラーは、オタク気質の少年オギーを、ダニーは、問題行動ばかり起こす少年ロニーを担当することになります。

最初は、子供たちとの接し方がわからず、戸惑う二人でしたが、共に過ごす中で徐々に少年たちとの間に絆を深めていきます。ホイーラーはオギーのロールプレイングゲームに対する情熱を理解し、ダニーはロニーの抱える家庭環境の問題に気づき、それぞれの少年たちを支えようと努力します。

しかし、二人の大人たちは、子供たちの成長だけでなく、自分自身の問題にも向き合うことになります。ホイーラーは過去の恋愛のトラウマと向き合い、ダニーは仕事に対する情熱を取り戻していきます。そして、二人は子供たちの成長を助ける中で、自分自身も成長していくという物語です。

キャスト

ダニー: ポール・ラッド
ホイーラー: ショーン・ウィリアム・スコット
オギー: クリストファー・ミンツ＝プラッセ
ロニー: ボビー・J・トンプソン
ゲイル・スウィーニー: ジェーン・リンチ

受賞・ノミネート

第14回クリティクス・チョイス・アワード
ノミネート：コメディ映画賞
第18回MTVムービー・アワード
ノミネート：ブレイクスルー演技賞 (男優) - ボビー・J・トンプソン

作品の特徴

この映画は、大人のコメディでありながら、子供たちの成長や、大人たちの自己発見を描いた作品です。ユーモラスな場面と感動的な場面がバランス良く組み合わさっており、幅広い層が楽しめる作品となっています。特に、主演のポール・ラッドとショーン・ウィリアム・スコットの掛け合いは、観客を魅了する大きな要素です。

その他

監督: デヴィッド・ウェイン
製作国: アメリカ

外部リンク

公式ウェブサイト
ぼくたちの奉仕活動 - allcinema
Role Models - オールムービー（英語）
* Role Models - IMDb（英語）

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