ぽじポジたまご

ぽじポジたまごの魅力を振り返る

『ぽじポジたまご』は、2008年3月31日から2016年9月30日まで、KBS京都テレビで放送された生放送形式の情報番組です。この番組は、略称「ポジたま」として親しまれ、ハイビジョン制作で視聴者に提供されました。伝統的な前身番組「田渕岩夫の得ダネ!てれび」の後を受け継ぎ、17年以上もの長きにわたって地域に根ざした情報を発信してきました。

番組の概要と放送内容

『ぽじポジたまご』は、京都府内のグルメやレジャー情報を中心に、地元密着型の内容が特徴でした。例えば、京都の美味しい食材や観光スポット、さらには地域のスポーツチームである京都サンガF.C.の最新情報などが取り上げられました。また、特別企画では滋賀県や兵庫県南あわじ市といった近隣県の観光名所も紹介され、視聴者に幅広い情報を提供していました。

放送当日の午後には再放送も行われ、特に2016年9月までの間は、KBSが午前の生番組を夕方に再放送するのが7年ぶりということで、話題を呼びました。2012年には放送回数1000回を達成し、記念スペシャルが放送されるなど、重要なマイルストーンを迎えています。

放送スケジュール

この番組は平日の月曜日から金曜日にかけて放送されており、最初の1年は10:30から11:25の枠で、以降は11:54まで拡大されました。また、京都府議会や京都市会の中継がある日は、放送時間が変更されることもありました。

再放送は、最初は午後4時から始まり、徐々に放送時間が変更されながらも、視聴者に親しまれ続けました。基本的には祝日も放送されましたが、高校野球の実施日や年末年始など特定の時期には休止されることもありました。

出演者とキャラクター

番組の総合司会はフリーアナウンサーの大浦理子が務め、各曜日には個性豊かなアシスタントやリポーターが揃っていました。たとえば、トットやファミリーレストラン、山田かつろうなどが各曜日に担当しており、それぞれのスタイルで視聴者とコミュニケーションを図っていました。

さらに、番組の魅力を引き立てるために創作されたキャラクター「ぽじポジくん」と「ぽじばぶちゃん」も人気があり、視聴者に愛されていました。

主なコーナー内容

毎日の放送では、さまざまなコーナーが展開され、視聴者を楽しませていました。たとえば、濱本憲吾のポジティブ・エクササイズやぽじポジCOOKINGなど、健康や料理に関するコーナーが定期的に登場しました。

また、木曜日には若手芸人による「めざせ!爆笑王!?」が放送され、視聴者に笑いを提供しました。視聴者参加型の「お散歩ぽじポジ」では、現金をかけたあみだくじゲームが行われ、楽しさと緊張感を与えていました。さらに、西洋占星術を用いた星座占いのコーナーも、多くの視聴者から好評を得ていました。

最後に

『ぽじポジたまご』は、内容の豊富さと地域性を兼ね備えた長寿番組でした。視聴者に愛され続けたその足跡は、今もなお多くの人々の記憶に残っています。地元の魅力を発信するだけでなく、様々な形で地域の絆を深めるプログラムとして、今後もその影響は語り継がれることでしょう。

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