まちプリ

情報番組『まちプリ』の概要

『まちプリ』は、RKB毎日放送によって2021年3月29日から2022年3月25日まで放送された情報番組です。この番組は前番組『ソコトラ』の流れを受けつつ、新たなコンセプトでスタートしました。出演者や番組の形式が刷新され、視聴者に新鮮さとともに情報を提供することを目指しました。

構成と放送形式

『まちプリ』は、午前の部であった『ひるおび!』の同時ネットを2022年の放送開始に伴い、終了しました。その後は、11時30分からの『JNN NEWS』からの飛び乗り形式に変更され、視聴者にタイムリーな情報を届けるスタイルを採用しました。これにより、スタジオでの生放送が復活し、視覚的なダイナミズムがもたらされました。

番組の特筆すべき点は、コメンテーターの起用です。これにより、ニュースや話題をさらに深く掘り下げ、視聴者に多角的な視点を提供しました。多彩なゲストが登場し、テーマに応じた意見が交わされることで、番組はますます充実した内容となりました。

番組終了とその後の展開

しかし、残念なことに『まちプリ』は放送開始から約1年で打ち切りとなりました。その後、同じ時間帯での『ひるおび!』午前の部のネット再開に伴い、番組は幕を閉じることになりました。番組で使用されていたスタジオセットについては、火曜深夜に放送される『超科学アイドルメディアHKTV!』に流用されており、新たな番組の一部として活用されています。

人気コーナー

『まちプリ』ではいくつかの人気コーナーが展開されました。「コレ9」はその一つで、さまざまなトピックスを扱い、視聴者に新しい発見を提供しました。また「カレー探偵たける」では、カレーに関する情報を深堀りするコーナーが設けられており、美味しいカレーの魅力を伝える役割を果たしました。「やまプリ」は、地域のイベントや話題を紹介するコーナーで、地域密着型の情報提供が行われました。これらのコーナーは、後に夕方番組「タダイマ!」で放送されています。

出演者とコメンテーター

メインMCにはハルさんが務め、リポーター陣にはRKB毎日放送のアナウンサーたちが名を連ねました。本庄麻里子さんをはじめ、たけるさん、冨士原圭希さん、田中みずきさん、辻満里奈さん、本田奈也花さんなど、多くの才能あるアナウンサーが視聴者に情報を届けました。

また、曜日ごとに異なるコメンテーターが登場し、多彩な意見や情報を提供しました。月曜日には沢松奈生子さん、隔週火曜日にはコウケンテツさんやはなわさん、水曜日にはアン・クレシーニさん、木曜日には彦摩呂さん、金曜日には東国原英夫さんなどがそれぞれの視点で番組を盛り上げていました。過去には鈴木明子さんやスマイリーキクチさんもコメンテーターとして参加していました。

まとめ

『まちプリ』は、短い放送期間ながらも多くの情報を視聴者に届け、様々なコーナーと出演者によって視聴者を楽しませました。放送終了後も関連するコンテンツが夕方番組にて展開されるなど、その影響力は続いています。情報番組としての役割を果たし、その後の地元メディアにおける新しい試みへの布石となりました。

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