まぼろしのカタチ

grramの2枚目のミニ・アルバム『まぼろしのカタチ』は、前作から約4ヶ月半という短い期間でリリースされました。

ボーカルの久川実津紀が全曲の作詞を手掛け、収録曲の多様な感情を繊細な言葉で表現しています。作曲は、6曲中4曲をChicago Poodleの花沢耕太が担当し、grramの音楽性の幅を広げています。その他、岡本仁志と川本宗孝も作曲に名を連ね、それぞれの個性が光る楽曲を提供しています。

本作の発売を記念して、大阪・心斎橋OPAの1階から御堂筋線心斎橋駅へと続く階段および踊り場に、grramの楽曲が流れる特大ポスターが登場しました。これは、アルバムの世界観を視覚的に表現するとともに、多くの人々にgrramの音楽を届けるための試みでした。

収録曲は以下の通りです。

1. 旅立ちの朝に
2. 空のようなヒト
3. 大切なものはきっと
4. 1人で数える記念日
5. 世界の片隅で
6. 幸せはまぼろし

特に「空のようなヒト」はプロモーションビデオが制作され、MBSテレビ「MUSIC EDGE + Osaka Style」の8月度エンディング・テーマとして起用されました。この楽曲は、アルバムの中でも特に人気が高く、grramの代表曲の一つとなっています。


各楽曲の編曲者は以下の通りです。

旅立ちの朝に：古井弘人
空のようなヒト：岡本仁志
大切なものはきっと：岡本仁志
1人で数える記念日：麻井寛史
世界の片隅で：麻井寛史
幸せはまぼろし：花沢耕太


多様なアレンジャーを迎えることで、楽曲ごとに異なる表情が生まれています。

『まぼろしのカタチ』は、grramの音楽的な進化を示すとともに、彼らの世界観をより深く表現した作品と言えるでしょう。各楽曲に込められたメッセージや感情は、聴く人それぞれの心に響き、共感を呼ぶことでしょう。

Billboard Japanによるgrram 『まぼろしのカタチ』インタビュー

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