みくま (護衛艦・2代)

海上自衛隊護衛艦「みくま」（FFM-4）について

「みくま」（ローマ字：JS Mikuma, FFM-4）は、海上自衛隊が保有するもがみ型[[護衛艦]]の4番艦です。艦名は、大分県日田市付近を流れる筑後川上流の一部、三隈川に由来します。三隈川は、かつて木材輸送に利用されたり、地域の神事や観光祭の会場として親しまれてきました。

本艦は、海上自衛隊の部隊などから募集された艦名候補の中から、岸信夫防衛大臣によって決定されました。過去には、旧海軍の最上型重巡洋艦「三隈」、海上自衛隊のちくご型[[護衛艦]]3番艦「みくま」があり、本艦は3代目の「みくま」となります。

艦歴

本艦は、中期防衛力整備計画に基づき、令和元年度計画護衛艦として三菱重工業に発注されました。2020年7月15日に三菱重工業長崎造船所で起工し、2021年12月10日に「みくま」と命名され進水しました。その後、艤装工事と海上公試を経て、2023年3月7日に就役し、護衛艦隊直轄の第13護衛隊に編入され、佐世保基地に配備されました。

2023年9月25日から10月3日にかけては、九州西方から四国沖、駿河湾に至る海空域と沼津海浜訓練場において、輸送艦「しもきた」、掃海艇「やくしま」「たかしま」、MCH‐101、米海軍LCACと共に日米共同訓練（輸送特別訓練）を実施しました。この訓練では、クロスデッキ、ビーチング訓練、捜索救難訓練、LCAC整備訓練、PHOTOEXなどが行われました。

2023年11月29日には、屋久島沖で発生した米軍オスプレイ墜落事故に伴い、自主派遣されました。事故発生から約2時間35分後の17時15分に佐世保基地を出港し、翌11月30日の深夜1時35分に現場に到着しました。その後、他の自主派遣された艦艇や自衛隊部隊、海上保安庁などと共に12月2日まで捜索救難活動に従事しました。

歴代艦長

本艦はクルー制導入のため、進水時点では艤装員長は任命されませんでした。

その他

本記事では、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の詳細については、もがみ型[[護衛艦]]の項目を参照してください。

ギャラリー

(画像は省略)

脚注

(脚注は省略)

外部リンク

* 三菱重工「みくま」命名・進水式プレス発表

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