みずほフィナンシャルグループラグビー部

みずほフィナンシャルグループラグビー部

みずほフィナンシャルグループラグビー部（アルファベット表記：Mizuho Financial Group Rugby Football Team）は、株式会社みずほフィナンシャルグループが所有・運営するラグビーユニオンチームです。2025年現在、関東社会人リーグの2部Bに所属しています。

歴史

チームの歴史は古く、さかのぼること1953年に第一銀行ラグビー部として産声を上げました。これは第一銀行の行員であった藤居寛氏らの尽力により実現したものです。その後、母体となる銀行の再編に伴い、チーム名も幾度か変更されています。

1971年には、第一銀行が日本勧業銀行と合併し、第一勧業銀行が誕生したのに合わせ、「第一勧業銀行ラグビー部」となりました。さらに、2002年の大規模な金融再編により、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が合併してみずほホールディングスが発足すると、「みずほホールディングスラグビー部」へと改称。そして、現在の「みずほフィナンシャルグループラグビー部」という名称になったのは2005年のことです。これらの名称変更は、日本の金融史における変遷と軌を一にするものと言えるでしょう。

リーグ戦績

チームは長年にわたり、関東社会人リーグを中心に活動してきました。特に2000年代以降は、リーグ戦績の詳細が記録されています。以下に主な戦績を示します。

2000-2001シーズンと2001-2002シーズンには、それぞれ関東社会人リーグ2部のBグループおよびCグループで優勝を果たし、安定した強さを見せました。

その後、数年間は2部の中位から上位での戦いが続きましたが、再び優勝の栄冠に輝いたのは2007-2008シーズンの2部Cブロックでした。翌2008-2009シーズンには2部Aブロックで準優勝するなど、1部昇格への期待が高まります。

そして、2012-2013シーズンには2部Cブロックで優勝を飾り、ついに念願の関東社会人リーグ1部への昇格を果たしました。これはチームにとって大きな節目となりました。

1部に昇格してからの数年間、チームは厳しい戦いを繰り広げました。2013-2014シーズンから2017-2018シーズンにかけて、1部で5位または6位という成績を残しました。これは、3勝4敗という同じ勝敗数での結果が多かったことからもわかるように、多くの試合で接戦を演じていたことを示しています。

しかし、2018-2019シーズンは全敗と苦戦し、続く2019-2020シーズンもリーグ戦で全敗となり8位に沈みました。順位決定戦でも結果を出せず、このシーズン終了をもって関東社会人リーグ2部への降格が決定しました。

2020-2021シーズンは新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦が中止となり、活動に影響が出ました。翌2021-2022シーズンはリーグ戦への参加を見送っています。

リーグ戦へ復帰した2022-2023シーズンは、2部Aで1勝5敗と再び苦戦し、最終順位は7位。入替戦は不戦敗となり、さらに下のカテゴリーである関東社会人リーグ2部Bへの降格となりました。

直近の2023-2024シーズンおよび2024-2025シーズンは、関東社会人リーグ2部Bにて共に3位という成績を残しており、再び上位進出を目指して活動を続けています。

主な在籍選手

過去には、リコーブラックラムズでも活躍した中澤健宏氏などが在籍していました。

関連事項

みずほフィナンシャルグループ
みずほグループ
みずほフィナンシャルストラテジー
第一勧業銀行
第一銀行
藤居寛（チーム創設に尽力）
* 関東社会人リーグ

チームに関する情報は、関東ラグビーフットボール協会のサイトなどからも得ることができます。

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