みてはいけない

『みてはいけない』は、2008年8月7日にディンプルから発売されたニンテンドーDS用ホラーアドベンチャーゲームです。

本作は、画面に表示される心霊写真の中から、隠された霊を見つけ出し、タッチペンを使って除霊するという斬新なゲームシステムを採用しています。このユニークなシステムが、他のホラーゲームとは一線を画す、独特の恐怖体験を生み出しています。

ゲームは大きく分けて「心霊写真モード」と「ノロイの家モード」の二つのモードで構成されています。

心霊写真モード

「心霊写真モード」では、DSの上画面に表示されるナレーションを頼りに、下画面に映し出された写真の中に潜む心霊を制限時間内に全て探し出すことが目的となります。時間経過とともにヒントが提示されるものの、同時に恐怖感を煽る演出も挿入されるため、プレイヤーは常に緊張感を強いられます。焦燥感と恐怖が入り混じる中で、いかに冷静に心霊を見つけ出すかが、このモードの鍵となります。

ノロイの家モード

「ノロイの家モード」は、「心霊写真モード」で除霊を繰り返すにつれて、物語が進行していくアドベンチャーゲームです。プレイヤーは、除霊を進めるにつれて、家や家族が徐々に呪われていく様子を目撃します。この呪いの原因を突き止め、解放することが、このモードの最終目標となります。プレイヤーは、様々な手がかりを元に、呪いの謎を解き明かしていくことになります。

物語の進行と合わせて、ゲームの難易度も徐々に上がっていきます。プレイヤーは、恐怖感を抱きながらも、謎を解き明かさなければなりません。

イメージキャラクターには、当時人気があった夏目ナナさんが起用されており、ゲームのプロモーションに華を添えました。彼女の起用は、ゲームの魅力をより多くの人に伝えるのに貢献しました。

『みてはいけない』は、独特なゲームシステムと、恐怖演出、物語が組み合わさったホラーアドベンチャーゲームです。従来のホラーゲームとは異なる、新しい恐怖体験を求めるプレイヤーにぜひおすすめです。

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