みのもんたのワイドNo1

みのもんたのワイドNo.1

『みのもんたのワイドNo.1』は、1973年4月2日から1976年4月2日までの約3年間、文化放送で放送されていたワイド番組です。このプログラムは平日月曜日から金曜日の夜に放送され、パーソナリティとしてみのもんたが担当しました。当時、文化放送には若者向けのナイト番組が存在せず、深夜の『セイ!ヤング』に若者向けの情報が集中していたため、内容は大人向けに特化していました。

番組は、毎晩22:30からの『夜のニュース・パレード』というニュース番組の後に放送されており、視聴者はその日のニュースを受けた後にリラックスしながら様々なトークや雑学を楽しむことができました。1973年当時は、また別番組として毎晩23:00からの『百万人の英語』や、23:30からの『大学受験ラジオ講座』が放送されており、多くのリスナーが多様なコンテンツを楽しんでいました。

放送時間

この番組の放送時間は、初期には21:00から23:00の枠でスタートし、その後も段階的に時間が変更されました。具体的な放送時間は以下の通りです：
1. 1973年4月2日 - 1974年4月5日：21:00 - 23:00
2. 1974年4月8日 - 1975年10月3日：20:30 - 23:00
3. 1975年10月6日 - 1976年4月2日：20:00 - 23:00

このように時間は遅めから早めへとシフトし、ビジネスマンやOLなどのリスナーにとって、帰宅後に聴くのにちょうどよい時間帯に放送されていました。

番組の内容

『みのもんたのワイドNo.1』は、主に男女のトークをテーマにしたさまざまなコーナーが特徴で、多くのリスナーに親しまれました。以下は番組内人気コーナーの一部です：

• - ヒットヒットバースデイ：誕生日に関するトークを展開。
• - カム・トゥゲザー：さまざまなテーマでのゲストを招いてのトーク。
• - キャッチ・オン・ナウ：旬の話題を取り上げたコーナー。
• - 愛と音楽のスペシャル：恋愛をテーマにした音楽特集。

また、『もんたとなおみの男と女のジョッキー』など、男女の視点から様々な議題について語るコーナーも設けられており、多くのリスナーの共感を得ていました。

内包番組

番組内にはいくつかの内包番組も存在しました。特に注目すべきは、1973年4月から同年9月まで放送された「近藤正臣の旅の詩」や、1973年10月から1974年3月までの「五木寛之の世界」などです。このように、番組全体が多彩な内容で構成されており、リスナーにとって飽きることがない時間を提供していました。

番組の最後まで、リスナーから愛され続けたこの『みのもんたのワイドNo.1』は、時代の流れとともに変化しつつも、そのスタイルを確立し、多くの人々に影響を与えた貴重なラジオ番組となりました。

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