みるきーうぇい

みるきーうぇい

みるきーうぇいは、大阪府で結成された音楽ユニットです。「大人になるのはもうやめだ」というコンセプトを掲げ、楽曲制作やライブ活動など、幅広い活動を展開しています。

概要

みるきーうぇいは、伊集院香織（Gt Vo、作詞作曲）を中心に、ベースとドラムのサポートメンバーを加えた編成で活動しています。彼女たちの音楽は、伊集院自身の体験に基づいた歌詞と、エモーショナルなメロディが特徴です。特に、いじめをテーマにした楽曲「カセットテープとカッターナイフ」のMusic VideoはSNSで大きな話題を呼び、50万回再生を記録しました。

結成当初は4人組バンドとしてスタートしましたが、メンバーの変遷を経て、現在は伊集院香織を中心とした3ピースバンド、またはソロでの弾き語りなど、柔軟な形態で活動しています。2017年には、関西最大の音楽コンテスト「eo Music Try2017」で審査員特別賞を受賞。2020年には、テレ東ドラマ「歴史迷宮からの脱出」のエンディングテーマを手がけるなど、その活動の幅を広げています。

2020年には、ユニバーサルミュージックジャパンからアルバム「僕らの感情崩壊音」をリリースし、メジャーデビューを果たしました。また、伊集院自身による漫画や小説の執筆など、音楽以外の分野でも才能を発揮しています。

2022年には、TikTokで「死にたくなるほど好きだった。」の音源を使った動画が100万再生を超えるなど、若者を中心に新たなファン層を獲得しています。2024年8月にはアルバム「背中合わせの死を殴る」をリリース。さらに、イタリアのプロデューサーDevilleとのコラボ楽曲「悪魔の善人」を発表し、海外へも活動の場を広げています。2025年には、映画「ボールドアズ、君。」で主演を務め、ギタリスト役を熱演。「アートファインディング映画祭2024」で俳優賞を受賞するなど、その才能は多岐にわたります。

音楽性

みるきーうぇいの歌詞は、伊集院香織自身の学生生活や恋愛経験が色濃く反映されています。また、楽曲の世界観を小説として書き起こすなど、音楽と小説を融合させた表現にも挑戦しています。彼女の文章表現は、高校時代に出会った小説家、山田詠美からの影響を強く受けています。コンセプトである「大人になるのはもうやめだ」は、彼女たちの活動における重要な指針となっています。

人物・エピソード

自主制作の音源を手売りで2000枚販売したエピソードや、BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENのファンであることを公言し、自身の楽曲を聴いてもらうことを夢見ているなど、親しみやすい一面も持っています。ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくや（寿司くん名義）が初めてMV制作を手がけたのが、みるきーうぇいの「カセットテープとカッターナイフ」だったというエピソードも、業界内ではよく知られています。

東京でのライブ後、帰阪中に高速道路でレンタカーが炎上するという事故に見舞われましたが、メンバーは全員無事でした。大のディズニーファンであり、多数のキャラクターフィギュアを所有。また、スターウォーズ作品にも興味を持ち、ネット番組の対談企画に出演したこともあります。LINE LIVEでの即興作曲企画も人気を集めています。

略歴

2012年：大阪で「みるきーうぇい」を結成
2014年：「eo Music Try2014」決勝進出
2016年：シングル「カセットテープとカッターナイフ」をリリース。オリコンインディーズウィークリーランキング5位を獲得
2017年：「eo Music Try2017」審査員特別賞を受賞
2019年：半自伝的小説「放課後爆音少女」がLINEノベル月間ランキング1位を獲得
2020年：ユニバーサルミュージックジャパンよりミニアルバム「傷跡の観測」でメジャーデビュー。ドラマ「歴史迷宮からの脱出」エンディングテーマを担当
2022年：TikTokで「死にたくなるほど好きだった。」が話題に
2024年：アルバム「背中合わせの死を殴る」リリース。イタリアのプロデューサーDevilleとのコラボ
* 2025年：映画「ボールドアズ、君。」で主演、アートファインディング映画祭で俳優賞を受賞

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