みんなの広場だ!わんパーク

『みんなの広場だ!わんパーク』について

『みんなの広場だ!わんパーク』は、2000年4月8日から2003年4月6日まで、NHK教育テレビで放送された子供向け番組です。約3年間続いたこの番組は、視聴者である子供たちと共に楽しむことを目的とした内容で、主に歌やダンスが中心となっています。

番組のセットは、渋谷のNHK内に設置された仮設観覧ステージ「テント2000みんなの広場」でした。ここでは、観覧募集で当選した子供たちやその家族が約200名ほど集まり、実際の収録を通じてライブ感を味わうことができました。収録は通常、2週分を1日で行うスタイルで、観覧者は収録模様を観覧窓から見ることができたため、いつも賑わっていました。

司会者やキャラクターの紹介

番組の司会を務めたのはミーオ（平田実音）とダリオ（戸田ダリオ）です。ミーオは、アイドルというキャラクター設定で登場し、元気で魅力的な司会進行が特徴的でした。ダリオは英語が得意で、音楽の才能も発揮していました。

また、メンバーとして登場したスプーやGOダンサーたちも番組をさらに楽しいものにしました。GOダンサーは、ダンスがメインの小学生の子役で構成されており、番組内でさまざまな踊りを披露しました。

ゲスト出演者

『みんなの広場だ!わんパーク』では、毎回数人のゲストが登場し、特に『おかあさんといっしょ』の歌のお兄さん・お姉さんが多くゲストとして招かれました。杉田あきひろは、この番組において最も多くゲスト出演した人物です。さらに、教育番組や音楽関連の著名人も多く登場し、子供たちにとって魅力的な内容となっていました。

番組の変遷と人気

初年度の放送時間は、土曜日の17時から55分間で、その後放送時間が日曜日の同時刻に移動しました。この時、オープニング曲やその他の内容も変更されました。特に、放送2年目からはダリオが顔出し出演し、視聴者に親しみやすさを与える工夫がなされました。

最終回の放送日には、後番組『夢りんりん丸』でのゲスト出演が決まるなど、その後もコンテンツとしてのつながりが続いていました。

曲とエンディング

番組内で歌われた楽曲も多く、特に「ソウルわんパーク」や「ダンスダンスわんパーク」、「ダメ ダメ ダーメ！」などは視聴者に親しまれ、子供たちと一緒に歌われることが多くありました。さらに、エンディング曲の「もっとわんパーク」は、毎回の放送を盛り上げる重要な役割を果たしました。

販売された作品

テレビ番組の人気を受けて、CDやビデオも販売され、視聴者は自宅でも楽しめるようになりました。「みんなの広場だ！わんパーク ベストヒットアルバム」や各種ビデオがリリースされ、多くの子供たちの記憶に残るコンテンツとなりました。

このように『みんなの広場だ!わんパーク』は、楽しい歌やダンス、教育的な要素が融合した番組であり、多くの子供たちとその家族に愛された番組でした。

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