もしも (RADWIMPSの曲)

RADWIMPSの「もしも」は、彼らがNEWTRAXXから2003年5月3日にリリースした、1枚目のシングルです。この楽曲は、RADWIMPSの初期の活動を象徴する作品として、特別な位置を占めています。

背景とリリース

「もしも」は、1万枚限定で、しかも100円という価格で販売されました。この戦略が功を奏し、シングルは瞬く間に完売しました。しかし、現在では廃盤となっており、入手困難なアイテムとなっています。また、「もしも」は、RADWIMPSの旧メンバーで制作された唯一のシングルとしても知られています。

収録内容

1. もしも
2. ぼく」と「僕」
3. おっぱい

楽曲解説

もしも

「もしも」は、2002年のYHMF（YOKOHAMA HIGH SCHOOL MUSIC FESTIVAL）で演奏され、RADWIMPSが優勝を飾った楽曲です。この楽曲は、ライブにおいて特別な存在感を示しています。ファンがアンコールを求める際に、この曲のサビを合唱することが定番となっています。しかし、演奏される頻度は非常に少なく、「封印された」と表現されることもあります。メジャーデビュー後、「もしも」が演奏されたのは、以下の3公演のみです。

2007年8月30日 横浜アリーナ「セプテンバーまだじゃん。」
2015年12月23日 幕張メッセ「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR FINAL RADWIMPSのはじまりはじまり」
* 2023年6月13日 Zepp Nagoya「BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR 2023」

「もしも」は、アルバム『RADWIMPS』にはアルバムバージョンが収録されています。シングルバージョンとは異なるアレンジが施されており、聴き比べるのも面白いでしょう。

「ぼく」と「僕」

「ぼく」と「僕」は、全英語詞で構成された楽曲です。カップリング曲でありながら、アルバム『RADWIMPS』にも収録されています。初期のRADWIMPSの音楽性を感じさせる、貴重な楽曲と言えるでしょう。

おっぱい

「おっぱい」は、巨乳・貧乳を気にしている女性を励ます内容の歌詞が特徴的な楽曲です。しかし、ラストで野田洋次郎は結局巨乳の方が好きである事を告白するという、ユーモアに溢れた展開となっています。歌詞カードには「自分大好き ずっと大好き おっぱい大好き♡」とのみ書かれており、そのメッセージ性の強さが際立っています。

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