もっこすファイヤー

もっこすファイヤー

もっこすファイヤーは、日本の熊本県から生まれたお笑いコンビで、その名前は熊本弁の「もっこす」に由来しています。この言葉は「頑固者」や「偏屈者」という意味を持ち、彼らのキャラクターやユーモアを象徴しています。2003年に結成されたこのコンビは、吉本興業が展開する「住みます芸人」プロジェクトに参加しており、地元熊本を拠点に活動を展開しています。

経歴

メンバーは「のりを」さんと「たく」さんの二人。のりをさんが東京の学校から帰郷の際、八代東高校の同級生である拓さんと共にガールズバーを訪れ、酔っている状態で「コンビを組もう」と誘ったのが結成のきっかけです。酔っ払っていたため、のりをさん自体はこのことを覚えていなかったものの、拓さんによれば、のりをさんは酒の影響にもかかわらず「まっすぐな目をしていた」と言います。結成から間もなく、拓さんは翌日には学校を辞める覚悟を決めたそうですが、のりをさんが1年間通学を続けるため、拓さんは宙ぶらりんの期間を送ったようです。

2011年からは、吉本興業が支援する「47都道府県プロジェクト」の一環として熊本県の住みます芸人に就任し、地元での活動がより活発化しました。このように地域密着型の活動を行う中で、多くのファンに愛される存在として成長を遂げています。

メンバー紹介

たく（本名：山田拓）

• - 生年月日: 1981年11月1日（42歳）
• - 役割: ツッコミ担当
• - 出身地: 熊本県上天草市（旧：松島町）
• - 経歴: 熊本県立八代東高等学校を卒業後、美容師として2年間勤務。彼は自宅の近くに畑を持ち、自家製のニンニクを栽培し、「たくちゃんとにんにく」として販売する傍ら、R-1ぐらんぷりにも挑戦している。

のりを（本名：山本記央）

• - 生年月日: 1981年6月12日（43歳）
• - 役割: ボケ担当
• - 出身地: 熊本県八代市二見
• - 経歴: 八代市立二見中学校後、八代東高等学校卒業。トヨタカローラ熊本で整備士として働いた後、辞職し、東京での学びを経て芸人の道へ。ただし、畑を開墾し「二見レモン」として栽培している。

芸風

二人のスタイルは主に漫才で構成されています。のりをさんの勢いある動きに対して、拓さんが緩やかにツッコむという形で、コンビの掛け合いには絶妙なバランスがあります。漫才が始まると、拓さんが「どーも、もっこすファイヤーでーす! よろしくお願いしまーす」と言った後に、のりをさんが「ん〜チョイチョイ!」と手を前に出すのが、彼らのトレードマークです。

出演情報

もっこすファイヤーは、テレビ番組でも活躍しています。彼らのレギュラー番組「もっこすファイヤーのちょいスト」は、2011年から放送が始まり、月に1回、熊本ローカルでお届けしています。また、「英太郎のかたらんね」や「サタココ」といった番組にも出演し、リポーターとしても活躍。過去には「爆笑レッドカーペット」など、多数の全国放送にも登場しており、特に「火の国から来たヘンな奴」として注目を集めました。

まとめ

もっこすファイヤーは、熊本を拠点に活動するお笑いコンビで、彼らのユニークなキャラクターとスタイルは多くのファンに愛されています。地域を代表する存在として、これからも益々の活躍が期待されます。

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