6月12日の歴史と記念日
6月12日は、グレゴリオ暦において年始から163日目(閏年の場合は164日目)であり、年末まであと202日を残す日です。この日は様々な歴史的出来事や記念日、著名人の誕生日が存在しています。
歴史的出来事
この日は数多くの重要な出来事が起こりました。1550年には、フィンランドの首都ヘルシンキがスウェーデン王グスタフ1世によって建設されました。1560年には、桶狭間の戦いで
織田信長が今川義元を討ち取るという歴史的転換点がありました。
1583年には賤ヶ岳の戦いで、前田利家が羽柴秀吉に降伏し、これまでの政治勢力構造が大きく変わります。1592年には文禄の役が始まり、朝鮮の首都・漢城が日本軍に陥落しました。1776年にはバージニア権利章典が採択され、アメリカ独立の基盤が作られました。
20世紀に入ると、1942年には
ホロコーストの中、アンネ・フランクが13歳の誕生日に日記を受け取ります。この日記は後に
世界的に知られる『アンネの日記』となりました。さらに、
2009年には新型インフルエンザのパンデミックが宣言され、
世界が大きな影響を受けることとなりました。
誕生日の著名人
この日には数多くの著名人が誕生日を迎えています。1577年には数学者のパウル・ギュルダンが生まれ、1606年には徳川忠長、1662年には江戸時代の公卿・鍋島元武が生まれました。また、1834年生まれのハリエット・マーティノーや、1924年に生まれた第41代
アメリカ合衆国大統領・ジョージ・H・W・ブッシュもこの日に生まれました。
現代でも、多くのアーティストやスポーツ選手、
俳優がこの日に生まれ、様々な分野で活躍しています。例えば、1974年に生まれた元
プロ野球選手・
松井秀喜や、1982年生まれの書道家・金澤翔子もその一例です。
記念日・年中行事
6月12日は、いくつかの特別な記念日としても知られています。児童労働反対
世界デーとして、児童労働の撤廃を促す日として国際労働機関によって制定されています。また、
フィリピンの独立記念日としても知られ、1898年にアギナルド将軍が独立を宣言した日です。
ロシアの日もこの日に設定されており、
1990年に国家主権宣言が採択されたことを記念しています。また、日本では「日記の日」として、アンネ・フランクの日記の執筆開始を記念しています。
このように、
6月12日は歴史的な出来事や著名人の誕生日、記念日が重なった特別な日です。その多様な側面は、時間が経っても人々の記憶に残ることでしょう。